芙蓉鎮は2000年以上の歴史がある古鎮です。
主に土家族が暮らす小さな村の中には滝もあり、とても景色の良い所です。
張家界大峡谷とガラス橋の観光を終えて、午後から芙蓉鎮へ向かいました。
ツアーバスはゆったり3列シートで移動は楽ちん。
バスの中でひと眠りして、到着したのは18時前。
いろいろあって予定よりかなり遅くなりました。
芙蓉鎮は湘西土家族苗族自治州の湘西4大名鎮のひとつです。
滝の上の千年古鎮とも呼ばれるそうです。
飛石の橋のすぐ横は滝、落ちたら大変なことになります。
古い町並みと路地、川沿いの建物や橋など見所はたくさんあります。
もう少しゆっくりと散策できればよかったのですが時間があまり取れず。
ちょっと残念。
芙蓉鎮にも支配者が暮らしていた土司城があります。
土家族造りの建物が並ぶ路地は、
同じく千年以上の歴史がある江南の水郷古鎮とはずいぶん雰囲気が違います。
唐代末期、940年に楚王馬希範と芙蓉鎮のある渓州を治めていた彭士愁との、
対立と戦いの終結を表す和平条約が刻まれた渓州銅柱が建てられました。
これは後に制定される土司制度の基盤になったとも言われています。
(本物の渓州銅柱は別の場所に保存されているハズです)
芙蓉鎮という名前になったのは最近のことで元の名は王村です。
文化大革命の時期、数々の試練と苦難を乗り越えて生きる女性の姿を描いた、
有名な映画の題名が芙蓉鎮で、ロケ地になったのが王村でした。
映画に因んで2007年に芙蓉鎮と改名されました。
ここの名物は米豆腐です。
中国の南の地域でよく見られる米豆腐は字の通り米から作った豆腐です。
甘くしたり辛くしたり、スープに入れたりと店によって様々な味付けや食べ方があります。
映画の主人公も米豆腐店を営んでいました。
ガイドさんお薦めの米豆腐店でちょっとお試し。
大豆の豆腐と同じように四角く切ってあるのが一般的ですが、
このお店の米豆腐は形が変っていて麺のようになっています。
観光客の多い通りから少し外れると、
穀物を道に干していたり、井戸で洗い物をしていたり。
ここで暮らす人々の日常生活も垣間見ることができます。
夕暮れ時の古鎮の風景を駆け足で楽しみました。
芙蓉鎮の他に龍山裡耶鎮、瀘溪浦市鎮、花垣茶峒鎮が湘西4大名鎮と呼ばれています。
もし機会があれば湘西4大名鎮巡りをしてみたいものです。
晩ごはんの土家族料理を頂いてから、この日の最終目的地、鳳凰古城へと向かいます。
ちなみにここで出て来た米豆腐は、普通の四角い米豆腐でした。
湘西土家族苗族自治州観光ツアーのルールでは、
自治州から派遣されたガイドを付ける必要があるそうで、
旅行会社のツアーガイド+自治州派遣ガイドの2名体制になるのですが、
この派遣ガイドが張家界のピックアップ場所になかなか現れず1時間待ちに。
このせいもあって、芙蓉鎮の散策時間が少なくなりました。。
しかも派遣ガイドの役目は明らかに”買い物をさせること”で観光ガイドの能力はありません。
決して買い物を強要する訳ではありませんが、バスの中で商品説明が延々と続き、少々うんざり。。
張家界と湘西土家族苗族自治州には初めて行ったのですが、
なかなか良い所でしたよ。
また訪れてみたいと思えるお気に入りの場所になりました。
昨日から青島でまたコロナ騒動になっているので、
移動や宿泊時の健康チェックが少々厳しくなっています。
しばらくの間は国内移動が面倒になるかもしれません。
コロナが落ち着いたらぜひ奥様と行ってみて下さい。
映画のロケ地に選ばれるはずだと思います
本当に生のめで見て観光したいところだと思います
いい場所の旅は私にも旅のプレゼントをいただいている感じで読ませていただきました!
少しだけ台湾の旅と似たところがあります
建物は日本と違って自然の景色も雄大さも日本と違っていますが、なぜか郷愁をそそるものがあります!
素敵ですね~~
中国の時間がルーズなことは以前聞いたことがあるような?・・
お土産売りが中心かもしれませんね?
日本のガイドさんのようにしっかり勉強して
いないかもしれませんね・・
私はガイドさんの説明を聞くのが大好きです!
移動手段の乗り物の椅子の良いこと:驚きます
土家族料理:料理はどんなものもダメな私です!
張家界に続き楽しませていただいています
つぎの旅行先も私の憧れです!
本しか知識がありませんが・・・楽しみです(^^♪
芙蓉鎮、とてもよかったです。
今まで何度も訪れたことのある江南の水郷古鎮もまた、
同じように長い歴史があるのですが、雰囲気は全く違います。
中国は広いなぁと実感しました。
今回の旅行ガイドは説明も丁寧で対応もすごくよかったのですが、
地方政府から派遣されたガイドがちょっと。。
という感じでした。
土家族料理はtangoさんには無理です(笑)
でも湖南省や湖北省のジャガイモはとても美味しいですよ。
調理方法だけ変えて日本で食べることがでればきっと大丈夫なハズ。
土家族料理ではありませんが、
中国で一般的なトマトと卵の炒め物は塩味だけなので、
こちらはもしかすると中国で食べても大丈夫かもしれません(笑)