鳳凰古城は沱江沿いに並ぶ、清代に建てられた建物の風景が有名です。
中国で最も美しい町とも言われます。
鳳凰古城のある鳳凰県の歴史は古く唐代まで遡ります。
現在残っている古い建物の多くは明清代ですが、唐代のもの残っているそうです。
2001年に国家歴史文化名城に指定されています。
中国現代文学の著名な作家、瀋従文をはじめ、多くの芸術家が暮らした場所でもあり、
古城の中には美術館や博物館なども造られています。
石畳の路地の数は200以上で、古城の中に大通りはありません。
軒下の路地が無数にあるような感じで、うかつに進むと迷子になりそうです。
夜になると沱江に架かる橋や川沿いの建物がライトアップされます。
南華大橋に行けば高さがあるので、ここからなら夜景を一望できます。
せっかく鳳凰古城まで来たのなら、
ここで一泊して夜景も楽しむことをお勧めします。
北門城楼近くにある川を渡るための飛石(中国語では跳岩)が、
最初に置かれたのは唐代で、現在あるのは清代のものだそうです。
夜遅くなってもここを渡る人の姿は絶えません。
川の流れも結構あるのと、手すりも何もないのでちょっと緊張します。
川沿いの斜面から、川にせり出すように建てられた建物は吊脚楼と呼ばれます。
川底に打ち込んだ杭で建物を支える構造になっています。
北門城楼(壁輝門)の歴史も古く、明代に造られた城門は、
その後レンガ造りに変わり、清代に現在の石造りの門に造り替えられました。
北門城楼付近には観光用の小舟の乗り場があります。
船の上から両岸の吊脚楼や古代橋の景色を楽しむことができます。
小舟は虹橋をくぐり、風橋で折り返して方名塔、万寿宮の近くまで運んでくれます。
もともとの方名塔は清代に六角三層の製紙用の炉として造られたものですが、
破壊されていた塔を1985年に現在の六角七層の塔として再建したそうです。
二階建てになっている虹橋の元の名は臥虹橋、別名風雨楼で明代に架けられました。
現在の橋はおそらく近年再建されたものだと思います。
橋の中にはお土産物屋さんや喫茶店があります。
苗族や土家族の人達は赤ん坊の時から銀の装飾を身に付けます。
鳳凰古城でも銀の加工品や装飾品を扱う店が多いです。
また中国の南西部では水牛の角から作った櫛、牛角櫛が土産物としてよく売られています。
こちらの値段は安いものだと30元、高いものだと1000以上元と本当にピンキリで、
見た目では素人に良し悪しの区別はつきません。。
夜の鳳凰古城は昼間とはずいぶん雰囲気の違う場所になります。
遠目に見るとライトアップされただけの静かな街のように見えますが、
川沿い並ぶクラブやバーなどから大音量で音楽が流れ観光客が踊っています。。余裕の三密で。
ただし、夜12時までにすべて静かになります。
実は湘西のGDPの多くを稼ぎ出しているのが鳳凰古城なのです。
歴代王朝が湘西を完全に支配できなかったのと同様、共産党もまた統治に手こずりました。
党の支配下に入ったのが遅かったこともあり、湘西は現在も貧困地域と呼ばれる場所のひとつです。
貴州省に隣接するこの地は少し前までは高速道路もなく、秘境といってもよいぐらいの場所でした。
湘西の脱貧困政索として中央・地方政府は鳳凰古城の観光事業に重点を置いています。
鳳凰古城最寄りの空港は、貴州省と湖南省の境にある銅仁鳳凰机場です。
張家界から鳳凰古城までは車で3時間、200km以上の距離がありますが、
こちらの空港までなら車で1時間程度の距離です。
今回は張家界に戻るルートを選択しましたが、周辺も含めてもっとゆっくり観光したい、
と思われる方なら銅仁鳳凰机場を選択するのもありだと思います。
(便数は少ないですが、北京、上海、広州などの路線があります)
ここ二つは絶対に行きたいところですね!
私に家族がいないなら<?>:・・・
すぐにでも行きたいところ・・
アメリカとか興味がなかったので記事も調べたことないし・・
中国はなぜだかとても魅力があります!
日本古来のものをどこかに日本のルーツがどこかにあるような、広い広い雄大の自然に惹かれます
街の雰囲気も。少数民族にの生活にもとても興味があります。食べ物だけはdのようにしてもダメですが・・・?
いいですね~^行きたいところにお仕事の間に行けるなんて、、私は今日は調理人の目の手術
(白内障)の付き添いです(^^♪
忙しい時間をぬって遊ぶ計画!♪
私も古い町並みや自然の景観が大好きです。
中国には魅力的な場所が多いですし、
もっといろいろな場所に行ってみたいと思っています。
まだまだ知らない場所の方が圧倒的に多いので(笑)
tangoさんは、今日は旦那様の付き添いなのですね。
月末の滋賀・京都の旅行、楽しんできて下さいね。
私も時間をやりくりして次はどこに行こうか考えています。
とってもきれいで素敵です
今日はスマートフォンをまたまたやり替えて
頭が疲れました~~(^^♪
風景でもみてせいしんをゆっくり・・・
楽しんでいただけて光栄です。(下手な写真なので恐縮です)
でも、本当に張家界や湘西は、自然も風景も文化も楽しめる場所だと思いました。
機会があれば是非訪れてみて下さい。
スマホ、トラブル発生ですか?
特に今、中国ではスマホ決済以外にも
自分の健康証明をスマホで取得、提示できないと、
飛行機に乗ることもホテルに泊まることもできないので、
スマホが動かなくなると大変なことになります。。