
我々のようなただの駅伝ファンならともかく、走る当事者は、残念・・・。では済まない事情があるようです。
「実戦を経験させたかった」と酒井俊幸監督(38)。
「今から全日本と箱根の2冠を目指すぞ」とゲキを飛ばされた選手は、
宿舎旅館近くのアーケード中町商店街で練習。
4年生にして、やっと巡ってきた大学駅伝デビュー戦が流れた斎藤真也は泣きながら走り込んだ。(スポーツ報知より)
この記事は 【スポーツ報知】 の竹内達朗記者が書いたものです。竹内氏は東洋大学陸上部出身で、実際に箱根駅伝を走っています。
何故、この記事をこのブログで取り上げたかと言うと、“斎藤真也が泣きながら

斎藤真也は4年生、最終学年にしてようやく三大駅伝のメンバーに入りました。
彼は5,000mで先日14分04秒の記録を出し、注目されましたが、どちらかと言うと短い距離を得意としています。
設楽兄弟世代が卒業したとは言え、まだまだチームの選手層が厚い東洋大学で、次の 《全日本大学駅伝》 や
《箱根駅伝》 のメンバーに入れる保証は無いのです。
最終学年、次の駅伝は距離が長い この2つが重なって、“泣きながら走り込んだ” に繋がったのではないかな? とまあ勝手な想像であります。
数ある大学の中から東洋大学と言う選択をした選手たちは、皆三大駅伝を走りたくて入学して来たと思います。
駅伝を走りたいのは斎藤真也だけでは無いし、4年生の中でも三大駅伝を走った事が無い選手は他にもいるでしょう。
この先の、《全日本大学駅伝》 や 《箱根駅伝》 に向けて、斎藤選手の調子、酒井監督の裁断が注目されます。
選手も監督も 『鬼』 に成りきれるかどうかが、勝敗の分岐点です。
私は敢えて斎藤だけに頑張れ

