つい最近やってみたような気がしなくもないですが、エアブラシのハンドピースの分解清掃です。
あくまで自己責任のもと行うというのがお約束ですが、以前いつだっけ…ブログにあげたんですけど…。
っと、ありましたーということでリンクっと。
基本的に前回と同じですが、一部別作業も加えたり、ちょっと前回と違う方法だったりもします。
あ、使ってるのはwave製、スーパーエアブラシアドバンスです。
ニードル先0.5ミリ、通常・クラウン両方付属、カップ下の調節ネジで手元でのエア圧調整機構付きです。
先っぽが通常とクラウンと両方ついてたのが決め手だった記憶があります~。
まずは前回と同じく、バラしてからスタート。
ニードルパッキンはマイナスドライバーで外すことが出来ます。
この時ちゃんとライトで奥を照らして、締め位置を確認しておくこと必須です。
先っぽの白い部分がパッキンの役割をしてるわけですが、締め具合でこの部分が適度に押し縮まって、その内径の変化でニードルのパッキンの役割を…言葉で説明しづらいですけど。
ここがゆるいと内側に塗料が流れ込み、きついとニードルの移動に難が出ます。
今回の清掃ポイント、エア吸入口の掃除です。
完全に裏技チックですが、ピンセットの先っぽがちょうどいい感じに…(笑)
ここに先っぽを差し込んで押さえ込みつつ、反時計周りで緩めます。
注意としては、緩めるのは簡単ですが、締めるのにかなり苦労する可能性があります。
スプリングが入ってるので、それを押さえつつ締めるにはピンセットでは実は厚みがありすぎる傾向に…。
自己責任です、あくまでも。
外すとこんなものが入ってます。
奥まで見えますが、今回は特に汚れとかゴミとかもありませんでした。
使い方によっては(?)ホコリとかがあるかもしれないので、溶剤を薄く吸わせた筆なんかでさっとぬぐっておくといいかもー。
こんな感じで、ボタンを押すとピンが下にずれて、空気が流れてくるっと。
ゴムパッキンが空気を遮断する役割を担ってるみたいですね~。
で、さっと拭いてまた元にもどすわけですが、ピン全体に出来ればグリスを塗ること推奨です。
最低でもゴムパッキンには少しグリスを塗っておいた方が、劣化が遅くなるのでオススメ。
あとピンも塗っておかないと、金属同士で接触する部分もあるので、傷みが早くなります。
金属同士が触れるということは、何かしら金属粉なりが削れて発生してるんですよね。
それが結果的に間に入って傷をつけて、そのままで使い続けるとがたがたになって、滑らかに動かなくなる…というわけです。
正しいメンテナンスは、使い心地だけでなく、寿命さえも決めるんですよね~。
余談ですが、原付バイクでさえちゃんとオイル交換を定期的にすれば、かなり長持ちするようになります。
大抵大学生なんかが乗りっぱなしな感じですが、半年に一回交換でも一回1000円前後とかでやってくれると思うので、やったほうがいいですよん。
ま、2stか4stかで若干違うんですけど。
で、今回は出来るだけ溶剤を使わないように掃除してみます。
ドボンで洗えば早く、綺麗になりますが、その分溶剤のダメージも決して少なくない…かどうかは、長年使わないとわかりませんが。。。
こちら、ニードルパッキンを外した本体奥を綿棒で掃除してみました。
パッキン部だけでなく、ネジ部にも微妙に塗料が流れ込むようで、こういうところの掃除も大事。
もちろん、ニードルパッキンの中側も汚れてるので、綿棒やらティッシュやらでしっかりお掃除。
ちゃんと適度に溶剤をすわせましょー。
意外と掃除しない(?)ニードル位置を固定して、ボタンを引くと後ろにニードルを引いてくれるすごいやつ(何)。
これも、ニードルを抜くときこの中を通ってるわけですが、その際ニードルについてる塗料がこすれて内側に残ってます。
ここも溶剤を吸わせたティッシュなんかでお掃除です。
かなり汚れてたなぁ;;;;;
ボタンは、本体とこすれる部分と、下のエアのピンを押す部分と、しっかりめにグリス塗っとくと良いです~。
このボタンに塗るグリス量でボタンの押し心地が完全に変わります。
多すぎてもダメですが、多いくらいでも大丈夫。
もちろん加減はしてください;;
で、ニードル固定のパーツとスプリングで調整するやつ(?)も、ネジ部分に少しグリスをぬっとくといいです。
金属同士のネジと受けで、しかも塗料に直接触れることがない場所なので、少ししっかり目にグリス塗ってもいいかも。
今回はあっさり目にこんな感じかな。
前のときの記事とセットで見ると、多分良いくらいになるはず。
最近やってませんけど、筆のメンテとかって需要あるのかな…。
って言っても、筆のメンテなんてあってないようなものですし(笑)
気が向けばやろうかなぁ。
道具は命ってよく職人さんが言いますが、これって道具を使う作業にはなんでも当てはまると思うんですよね。
それこそ比較するのは失礼ですが、ペンと紙でも、どんなペンか、どんな紙かで書き心地だったり見栄えも変わるわけですし。
太い水性ペンで和紙にでも書こうものならにじんでにじんで(笑)
それが時に良い味にもなるわけですが…ケースバイケースはおいといて。
そう、大事にしましょうってお話☆
200円の筆でも3年とか使ってましたからね…使い方、特にお掃除が大事です。
あなたはちゃんとメンテナンス、してますか?