東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

山寺の紅葉見物 2020.11.8

2020年11月12日 | その他

山形生まれなのに山寺を訪れた記憶は3回ほどしかなく紅葉の時期は初めて。19歳の11月頃二口のエシコ沢を登って山寺に辿り着いたら稜線で20~30cmの積雪があり、地下足袋ではしんどい歩きだった記憶が有る。

山寺の紅葉はやや最盛期を過ぎている雰囲気だったが、さすが長年の歴史に刻まれた遺産は紅葉に溶け込んだような世界で、ここを訪れる多くの観光客が感動する気持ちが良くわかる。

紅葉川渓谷と共に四季を通じて絵になる光景が多く、今度は電車でのんびり訪れるのも楽しいかもしれない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

面白山高原 紅葉川の紅葉見物 2020.11.03

2020年11月04日 | その他

余り思わしくない山の天候に愛想をつかし、今まではスキーでしか行った事のない面白山高原の紅葉川の紅葉見物に行ってみた。 休日の鳴子侠界隈では30kmの渋滞などという話も有るが、ここでは天候のせいか意外と訪れるお客さんも少なく静かで、お天気雨も有りの天候だった行った甲斐も有った。

しかし、岩盤を削って開いたトレッキンコースは狭くて雨で滑りやすく、写真を撮っていると渋滞になりそうで肩身が狭い。リピーターの方はトレッキングスタイルで万全の体制だが、今度来る際には長靴でも良いかも知れない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台市 野草園・資福寺の紫陽花 2020.07.05

2020年07月05日 | その他

あまりパットしない天気に午後からは仕事が入って身動きがが取れない1日。家の中にいるのも鬱陶しいので近所の野草園と紫陽花寺で有名な北山の資福寺へ。
野草園は訪れる人もまばらで静かだったが、資福寺の紫陽花は今が見頃なのか大勢の人が押し寄せ、駐車場に至る車1台が通れる程度の狭い道路は渋滞で、団体さんらしき方々もいてもう大変でした。

【関連サイト】 

東北アルパインスキー日誌

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

買いそこねた朝日鷹 山形県村山市山ノ内の酒屋

2019年01月21日 | その他

村山葉山は天候不良で早めに引き上げ、地元の山ノ内の古びた酒屋に朝日鷹を探しに行った。最後の1本が目の前にあったが、側にいたお客さんにタッチの差で持っていかれてしまった。
十四代もたまに入るようで、2合瓶?が4000円台で置いてあった。
殆どが空箱の様だが、村山葉山の帰りがけには要チェックの店。

※2023年現在 閉店しています。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本ミツバチの養蜂  2016.07.31

2016年07月31日 | その他

 

この前熊にお墓を荒らされてしまい困った事になってしまったが、いっその事蜂の巣を引っ越しをしてもらって我が家で買ってみることにした。巣箱は知人から借りうけものだが、墓から蜂の巣を取り出して中に入れ、作業小屋の2階に置いたら日本ミツバチは居ついてしまった。

2階でチェーンソーやチップソーの砥ぎ場になっていて少し鬱陶しいが、おとなしい性格の日本ミツバチはめったに刺される事はない様なので結局同居状態。

日本ミツバチは西洋ミツバチと違って蜜は5分の1程度しか取れないようで、養蜂業としては成り立ちがたく多くは趣味で飼っている人が大半らしい。しかし、蜜の味は濃厚で味がよく大変貴重な品のようで、趣味のグループがネットで情報を発信している。

まさか蜂を追い求めて熊のご訪問を受けても困るのだが、日本ミツバチは簡単に巣を捨ててしまう習性があるらしく、これからは優しく接してお友達でいよう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木構造耐火部材 南陽市新文化会館建築現場を覗き見 2014.09.30

2014年10月01日 | その他
田舎の山形県南陽市で建築が進んでいる南陽市新文化会館建築現場を覗き見してみた。

この大規模建築物は今までのRC建築物とは異なり、建物を支える構造体をなんと木材で構成するという新しい技術で、柱や梁を杉の集成材で組み立てるという画期的な技術です。

住宅では既に一般化されている手法でがまず規模が違います。3階建てとは言いながら高さ24.0mで、マンションなら8階建ての高さに相当します。しかも、輸入材の米松などではなく、地元産の杉の木を多量に使って集成材を作り、地元のプレカット工場で生産するという一貫性があります。

木材を使って火災の時どうなるかという基本的な疑問が生じますが、既に建築基準法の時間耐火構造仕様(柱・梁)の認定を受け、RC構造体と同等の耐火性などの性能評価を得ている新しい技術なのです。

ヨーロッパなどでは既に6階建位の大型建築物や集合住宅で実用化が進んでいますが、独特の接合金物技術と合体した耐久性はそれを凌駕する技術とも言われているようです。

集成材は木構造耐火部材は、核となる集成材(木材)を石こうボードで囲み、外側をさらに集成材(または製材)で覆った特許製品です。低コストで加工しやすいことに加え、外観が木質のため、温もりを生かした建物に仕上げることが可能。また燃焼時に石こう の発する水蒸気が消火効果を発揮して、荷重がかかる中心部に火が燃え移らないそうです。

この技術を研究開発して実用化して工場生産し、住宅を始め大手ゼネコンに供給している会社が「株式会社シェルター」という山形市を本社にする会社。今年の4月にNHKのクローズアップ現代で紹介された企業で、創立はどうやら寒河江市の模様です。

この企業は既に全国の公共建築物に多数の施工実績があり、今回の物件は日本最大級の1,300人を収容する国内初の大規模耐火木造ホールらしいです。

杉の木の調達には森林組合を通して地元南陽市の林家にお声が掛かり、遠回しですが実家の我が家にも打診を受けたことも有りました。結局申し込みは辞退しましたが、結構いい値段で買い取ってもらえた可能性は有りました。

しかし、当然地元では賛否両論があるようで、多く国庫の補助が有るとは言いながら、維持管理費を考えるととんでもない無駄金という声も高い。1300人収容の施設に駐車場が500台しかなく、こんな中途半端な規模で歌謡ショーなど採算割れではないか?前市長の名を歴史に残す為の目論見?など。以前の宮城県中新田町のバッハホール建築時などの様に良くある話です。当然、利害関係者の関わりも濃厚と思われるが・・・。




















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台定禅寺ストリートジャズフェスティバル 2013.09.08

2013年09月08日 | その他
今年もこの季節がやって来たので2日めのフィナーレを覗きに行った。
幸い、雨も上がって涼しすぎる位のコンデションだが、勾当台公園は例年と変わらないお客さんで混雑していた。

グループ名などは知らないのだが、アマチュアの中に混じったプロの演奏は素人でもすぐ分かり、黒山の人集りをかき分けて前へ進んで聞き入ってみる。特に気にいったのがメキシコからやって来たサックスとベースそれとドラム奏者のトリオ演奏で、テクニカルでパワフルかつ繊細なイメージ。

このジャズフェスの良い所は、ジャズやフュージョン系の音楽の知識やグループ名などの知識が無くとも、数ある演奏の中で本人の直感で選んで楽しめる所にある。
大半のお客さんはビールやワインを片手に気軽に楽しんでおり、年代を問わず中高年や家族連れまでが楽しめる実にオープンな空気が流れている。

今日は雨の中、田舎の山の作業道の草刈りをやっつけてから駆けつけたが、出来れば朝から楽しんでみたい。










【関連サイト】 東北アルパインスキー日誌

        飯豊 朝日 蔵王 吾妻連峰 月山 鳥海山など、東北南部の山で
        山スキー 沢登り 山歩きなどを楽しんでいます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

正しい休日の過ごし方  12月16日(日)

2012年12月16日 | その他
今日の日曜日はAM9:00~11:00までの実に中途半端な仕事が入ってしまった。
前日の夕方に山形の実家にに戻って家の周りの雪を片付け、早朝仙台にも戻って仕事場に向かったが、この有りがたくない時間帯等の午後の過ごし方がまったく無駄になるわけでです。お客様相手の商売では仕方が有りませんが、こんな事ばかり続いて山は遠くなるばっかり。

ジュンク堂書店で「ヒマラヤ初登頂 未踏の挑戦」 尾形好雄著 を衝動買いし、昼からビールでも飲みながら暇つぶしと思ったら、今日は実業団女子駅伝が開催されて自宅の前には多くの見物客と応援団・関係者が溢れていた。

日曜日のゴルフや駅伝などのテレビ番組はまったく興味がないが、自宅の近くを3回も通過するとなると野次馬的になる。急いでカメラを持って沿道に並びやってきた選手を捉えたが、有名な福士加代子(ワコール)や野口みずきの姿を見ることはできなかった。しかし、生で見る駅伝競技はスピードがあり、なにより女子駅伝は華やかですね。

最近は仙台ハーフマラソンと並んで日本を代表するようなマラソンイベントが開催され、ジャズフェスや七夕などのお祭り行事が目白押しの仙台市民はかなりのイベント好き?

普段の休日は山で遊んでいるか山林の整備の日々だが、ごく普通の休日の正しい過ごし方を覚えておかないと歪んだ人生を送るようになるかも。当然、余った時間に缶ビールの空き缶は増えてゆきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第22回 定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台 2012.09.09

2012年09月09日 | その他
今日は定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台の最終日で、夕方から始まるフィナーレに顔を出してみた。勾当台公園隣の広場はすでに大変は人だかりで、片手で生ビールのカップを握った熱心なファンが立ち見で開演を待っていた。

オープニングは余り聞き慣れないアフリカやブラジル・中南米の音楽だが、迫力のある生で聞いてみるとリズム感があって会場全体が盛り上がり、誰でもが気軽に楽しめるところが良い感じ。レベルの高いプロやアマチュアが混在しているのが特徴で、音楽ジャンルもバラエティにとんでいる。心配された雨も降ることがなく、秋の雰囲気を感じさせる清々しい風が吹いて実に心地が良い。

日頃ジャズなどの音楽に接しているわけではないし、曲も演奏者も知らないしあまり知識もないが、ただこの会場での熱気を開放感を味わうだけでも価値がある。それに、ビールやワイン・水割りや日本酒まで、真昼間から立ち飲みすることに全く違和感がない。山では酒が欠かせないが、音楽もしかり?

昨日も友人に呼びだされて途中で仕事を投げ出し、キリンビールのトラックブースそばのイスに陣取り、気持ちよく飲んでいると止まらなくなくなった。名掛丁のあるライブハウスに入ってまた盛り上がり、気が付いたらAM2:00頃になって引き上げた。











コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

迂闊だった四駆神話  2011.12.26

2011年12月27日 | その他
夜の雪が降りしきる中山形県南陽市の実家に向かったが、どういう​訳か急斜面の山道でスリップして登れない。確かにアスファルトは​凍結して10cm位の雪がかぶって滑りやすいが、何かジムニーの4四駆が嘘のようだ。

坂道を限界まで登るとあとは後ろにスリップしてもう止まらない。ブレーキは無いと同じでどうにもならず、片側はガードレールなどない小沢なのだがこれが恐怖で最悪。車を降りる事も出来ずあとは運任せで精神衛生上は良い訳がない。斜めになった所でようやく止まったが・・・。

後で解ったことに4WDのランプはついているがフロントタイヤが回っていない。結局、長い山道の斜面を登りきらずに車は乗り捨て歩いてたどり着いたが、つまり四駆が効かない事にまったく気がつかなかったという失態でした。

翌日仙台まで2WDで走ってスズキのディラーさんに見てもらったところ、原因は4WDをコントロールするフロントのエアロッキングハブの不具合で、切り替え操作するバキュームラインが目詰まりしていた模様です。なぜ詰まったのかは不明。

メカ音痴とまでは言わないまでも全く無知の自分ではね・・・。結局1時間ほど時間をかけて見てくれたディラーさんに配管をエアブローしてもらい、詰まったグリスを除去してもらって治ったが、これが無償とは少し信じられないサービス。半年前に別のトラブルでお世話にはなったけれども、消費者サービスの優等生に思えてただ感謝です。

この次の車検には是非入れたいと思うのは当然の話です。




【関連サイト】   東北アルパインスキー日誌>
   http://alpaineski.sakura.ne.jp/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インド料理店 「ガンダーラ」 宮城県 名取市

2010年08月07日 | その他
4号線バイパス ケーズデンキ名取店そばに立地

なかなか山に行けない日々が続き、暑さと共にイライラの募る日々です。こんなくそ暑い夏には沢登りしかありませんが、仕事と雑用がらみでまったく自由がきかず、今季はまだ一回のみというのは口惜しい。

今日、仕事現場近くでインド料理店の看板を見かけ、ランチタイムには少し早かったがフラフラと訪れた。場所は仙台と名取境界近くの4号バイパス沿いで、「なんでこんな所に有るのよ?」というような何か場違な雰囲気の店。

店は割とこじんまりとした感じで店内はやや窮屈な感じもしたが、流れるインド音楽と独特のスパイスの香りが流れ、一瞬にしてニューデリー市内の店にタイムスリップしてしまった。

スタッフ3名はすべてインドの若い方々で、ナンを焼く本格的な窯を備えた店構えだった。ランチメニューとしては¥1200で安くはないが、土・日のみのバイキング形式の様で納得。8種類位のカレーとサラダ、ナンとライスはお代わり自由。ドリンクバーも有ったが、このラッシー(ヨーグルトから作った飲料)が実に本場もので、濃厚な味わいには感動してしまった。

仙台ではおろか東京あたりでも中々お目にかかれないと思うが、意外な出会いには35年も前のインド放浪の頃を彷彿させる。付け加えると、ややスパイシーなミルクティーも特筆物で癖になりそうです。

まあ、大体インドとかヒマラヤ帰りの人間はインドかぶれが多く、日本にいても無性にカレー屋に執着する人も自分だけではあるまい。

カリカリに焼かれて香ばしい熱いナンはいくらでも入るが、草鞋2枚分くらいの物を2枚も平らげるとさすがに満腹状態で、このランチは完全に元を取った様で満足度120%。何時もは中身不明の¥280弁当にお世話になっているけど、年に1~2回位のスペシャルランチも悪くはない。

しかし、仙台界隈でのインド料理店はあまり長く続かない事が多く、本格的な専門店の生きる道は厳しいのが現実。でも、たまには訪れるのでこれからも頑張ってちょうだい。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロショップ サンライフの閉店

2008年12月11日 | その他


今日は1年ぶりでサンライフに小野寺さんを訪れた。
もう既にご存知の方も多いと思いますが、今度の1月をもって30年間の営業に幕を閉じ、仙台での老舗といえるサンライフは閉店する事となりまた。うかつにも始めて知ったのが1週間前で、訪れて見ると店内の商品は殆どセールアウトの状態で、閑散とした店内では寂しさがみなぎっていた。

それでも小野寺さんと奥さんは何時もの様に接客に忙しく、店内の様子とは違って笑顔で頑張っている様子が印象的だった。早ければ1月早々には店をたたむ様子ですが、パラグライダー部門は存続するとの事で、小野寺さんが一人で頑張るようです。

サンライフが開店したのは30年前ですが、実は私が初代の番頭(単なるバイトでしたが・・・)で、開店前の店内の準備から品揃えなどをこなし、当初の半年間ほどは小野寺さんと二人だけで切り盛りしていました。店内は予算が無くて十分な什器などは揃わず、電線を巻く大きな木製のドラムを横にして重ねて棚代わりにしていた。最初の冬などは店内の暖房も無く、自分がアパート暮らしで使い古したボロの石油ストーブが活躍し、その後何年かは使われていた様だった。

今ではちょっと有り得ない話だが、開店当初の店頭にはICIオリジナルのザック等が多く並んでいた。実は仕入先はICI石井スポーツの卸部門(とっくの昔に無くなっている)のみで、何かフランチャイズ店の様な雰囲気が有った。

しかしその当時はアルペンスキーの商品が半分を占め、小賀坂の代理店としてはパラマウントスポーツやサイカワを抑え、県内ではトップクラスの販売店だった事も有った。小野寺さんも自らいろんな会社に出かけてミニ展示会を行い、冬にはバスをチャーターして多くのスキーツアーを企画していた。既に閉店したパラマウントスポーツも同じ時期の開店で、同じくICIからも商品を仕入れ、殆ど同じ形態のスキー&登山の専門店としてスタートした。

遊び呆けた学生の2年間はすっかりお世話になり、生活費と山行資金を捻出する事が出来たのはまったく小野寺さんのおかげで、今となっては感謝の一言です。実を言うと忙しくなる頃に限って山に出かけ、まったく当てにならない不良アルバイトで、細かい事を気にしない社長だったからこそ務まったのが現実。

それが何の因果か卒業後は登山用品のメーカーに就職し、今度は営業の立場でで店を訪れる事になったのはお笑いか?
決して飾る事が無くて実直な小野寺さんだが、アットフォーム的な雰囲気でそのファンも多く、30年間も店を存続出来た訳がその辺り有り、お世話になった人も少なくないのではないだろうか。

場所がら大学や高校の山岳部・ワンゲルのお客さんに支えられていたが、今では東北大学・学院大などの一部を除き、その殆どが姿を消したのが要因で、中高年層のお客さんだけでは厳しい状況だったと想像します。

サンライフで番頭を務めた人がやがて独立し、今では仙台・山形・郡山で独立開業して成功を収めた方もおり、東北でこの業界に影響を与えた事は確かです。今後は最もこだわりが有ったと思う方面でのご活躍を期待し、暫くはゆっくりして頂きたいと思います。

色々とお世話になり有難うございました。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形流の芋煮

2008年10月20日 | その他

芋煮会のシーズンも終盤になりそうな時期だが、最近久しぶりに山で芋煮を作って一杯やってみた。勿論山形育ちの自分は山形スタイル。
高校生の頃でかなり昔の話だが、学校での重要な行事がマラソン大会の後に行われる芋煮会だった。長井の学校のマラソン大会は朝日連峰の祝瓶山に通じる林道途中の管野ダムを折り返すコースで、辛いジャリ道の急な坂道のコースは高校生にとって試練でもあった。3年の時には男子370名中13位だったのがこの頃唯一の自慢話で、終了後は3年生全員の恒例行事である河原での芋煮会が行われた。これがまたすきっ腹にはたまらない至福の時で、この時期に山形芋煮会の文化が自然と深く心に刻まれる。

場所は渓谷の管野ダムから平野部に注ぎ込む発電所のある広い河原で、上流には人家が皆無の為、そのまま飲める様な清流の野川の水を使い、秋の高い青空の下で食する芋には実に旨かった。今はそのダムをすっかり埋没させる巨大な長井ダムが建設半ばで、今はトンネルと付け替え道路・高架橋でコンクリート漬けの世界となり、美しい渓と清流の面影はすっかり失われた。

普段仙台にいると芋煮などは作らないが、仙台流の芋煮は余り興味が無いので今回は三国小屋に食材を持ち込んだ。

【作り方】

材料は里芋、蒟蒻、長ネギ、牛肉、砂糖、日本酒のみ。最近はマイタケなどの茸などは許されるが、味の良くなるごぼうだが汁が濁るのでご法度とされる。牛肉は脂身の多いバラ肉の方が味が良く、蒟蒻は味が良くなじむ様に手で千切って鍋に放り込む。
ここで大切な事は牛肉と蒟蒻を一緒に煮込まない事で、最初に砂糖、醤油、日本酒で味付けした後肉を軽く煮込み、煮込んだ肉は別の皿にとって置く。これを怠ると蒟蒻から出る石灰質で肉が硬くなってしまう。
肉を引き上げた鍋の中に里芋・蒟蒻を放り込み、芋に箸が通る位になるまで丹念にアクを取り続ける。芋が柔らかくなった頃に取り置いた牛肉を入れ、大きめに切った長ネギを入れ、後は一回グラッときたら出来上がり。残った汁にはうどんの玉を放り込み、翌朝には贅沢な朝食になる。

この作り方は同じ山形でも村山風で、同じ醤油味の置賜風・最上風、味噌味&豚肉の庄内風とは異なっている。いずれもシンプルこそが真髄で、余計な素材でごちゃ混ぜにしたり、麺つゆ等をを使ったりしても即刻退場処分となる。
また、スーパーで売っている皮を剥いた袋詰めの里芋は表面が硬く、地物独特のモチモチした食感が無くて今一つで、また独特のヌメリを取らない方が自分では好みです。なお、日本酒は3人分で100~150ml位は入れますが、余りにも安い酒を入れると変な癖が残って良くない様です(反省)。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デジカメって消耗品?

2007年06月11日 | その他

最近まとまった買い物などしていないが、とうとう役目を終えたデジカメを買い換えた。オリンパスのμ770SWと言うモデルだが、「10m防水・耐衝撃性・耐低温」という売りが気に入り、さんざん迷ったあげく大英断の末購入。山スキー&沢登り愛好者にとってはヨダレ物だったのです。

デジカメは1台めが6年前に買ったオリンパスのキャメディアで、2台目は中古で譲り受けたソニーのサイバーショットだったが、何れも3回の修理を経ていよいよ昇天召された。自分では「数打ゃ当たる方式」の為、使いが荒い為か故障・トラブル(メーカークレームも含めて)が多い。しかし保障期間を過ぎると修理する気持ちは失せ、同時に機能の劣化も現実的になる。流石に最後に残ったオリンパスは、シャッターボタンを押してから切れるまで、スキーヤーが30~50m過ぎ去っているという状態で、山スキーにはまったく向かない代物で、カメラに対する愛着も薄かった。

しかしもう基本的機能では成熟したと思われるデジカメだが、フィルムカメラと違ってなぜこんなに短命なのか。仕事で使う現場用のデジカメもしかり。おそらく今売れている一眼レフも同じか?ユーザーの撮影テクニックのレベルなど無関係に、ハード面の技術革新はとどまるところを知らない。肝心の耐久性の向上などまるでお構いなく、ユーザー不在のまま買い替えを強いられる。さんざんユーザー志向を自認するメーカーさん、そこの所何とかなりませんかね?マジに。

それにしても販売店の競争の激しさを感じた日でもあった。何時も出入りしているYカメラで説明を聞いて値踏みし、その後激安ライバル店のY電気で価格交渉したが、結局後の店で 購入した。表示価格で「他店を圧倒!!」と有って当初5000円の開きだったが、10分間待たされた後にはYカメラと同様にしますとの返事。まるでライバル店に張り付き調査アルバイトでも居るのか、スムーズに指摘どうりの値引きに応じてくれた。Yカメラの商品知識の豊富な店員から情報を仕入れ、殆ど無知のY電気の店員から買うという、「ずる賢いお客のお手本」で少し気が引けるが、最後の決め手は5年保障の内容で決めた。1回の保障で終了してしまうYカメラさんでは困るんですよ。どうしてもデジカメは信用できないので・・・。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山と渓谷社が…

2006年10月12日 | その他
昨日の発表だが、山屋さんにとっては切っても切れない存在の山と渓谷社が、IT関連の出版事業などを手掛けるインプレスホールディングスの完全子会社となった。月刊誌「山と渓谷」は、以前は日本一のアウトドア関係雑誌であったこともあるのだが、今や落日であったことは業界では周知の事実だった様だ。特に安い原稿料とその遅配は業界でも有名だった。私の知人に山と渓谷社関連の方がおり、2年位前から何時潰れてもおかしくはないとは聞いていた。だいたい買収金額が4500万円なんだから、よほど赤字を抱えていたのではないか。

山と渓谷社は66年の歴史(雑誌、山と渓谷は創刊以来76年)を飾る出版社で、山岳界においては時代を牽引する多大な役割を担ってきた。またの名を「山と広告社」とも呼ばれていたが、自分では「山と渓谷」は殆ど購入したことは無く、書店での立読み派で通してきたが、かつての山岳雑誌「岩と雪」では思い出深い物がある。IT関連の出版社が何で食指を伸ばしたのかピンと来ないが、今後とも合理化に伴う売り上げ至上主義に走ることなく、登山、アウトドア関連の情報発信、啓蒙に勤めて頂きたい。蓄積された豊富なコンテンツなどを整備し、得意分野のデーター検索システムなどを構築してもらえるとなお素晴らしい。

ところで、もう7ヶ月くらい前に掲載されたクロニクルの僅かな原稿料はいったいどうなるの?こういう遅配も毎度の事ですが、これではプロのライターの方も困惑気味では?今後の新しい経営陣に期待をしています。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする