東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

原口そば屋 (山形県上山市)

2009年08月30日 | 蕎麦・ラーメン
週末は仙台と山形の実家を行ったり来たりしているが、日曜日の午後仙台に帰る時に良く訪れるそば屋がある。この「原口そば屋」は大正初期の創業で、現在は3代目のご主人が蕎麦を打っている。

自分は知らなかったが、蕎麦通の人のには北(村山市)の「あらきそば」と南の「原口そば屋」と呼ばれている様で、蕎麦王国山形で老舗の中でも歴史を誇る店で、平日は近所の方とか営業マンらしい人が訪れ、週末には仙台とか首都圏方面から多くのお客さんが訪れるらしい。

場所は少し分かりにくく、国道13号線沿いの山形ではまったく場違いの40階余りのタワーマンション近くの信号を東に進み、4.0kmほど進んだサクランボ畑辺りに看板がある。ここをついでに訪れる人は皆無で、殆ど店を目指して遠くからやって来た人のみだろう。

山形ではおなじみの古民家を改装した店構えで、玄関を上がってすぐに注文するシステムらしく、蕎麦茶と水はセルフサービスとなっている。メニューは盛り蕎麦とその大盛り、蕎麦がき(納豆・ごま)と酒&ビールのみ。

この店は引きたて・打ちたて・茹でたてにこだわる店で、店のはす向きには蕎麦引きの小屋があり、いつでも引きたての蕎麦を提供している。そばには用水路があり、かつては水車小屋で蕎麦を打っていたのだろうか?

実はこの店に蕎麦引きを頼むことが出来て、10kg位で頼むと殆ど実費程度で挽いてくれる。昨年から実家の年寄りは蕎麦の栽培を止めてしまったが、それまではよくお願いして心良く引き受けて頂いた。ちなみにある時には20.0kg程の蕎麦を売ってくださいと言われた事もあった。お土産のそば粉販売にでも使ったのか?
ちょっとした自慢ですが・・・・。

出てきた盛り蕎麦はそば粉100パーセントで、出てきたのは四角い皿にたっぷりと盛られた、ひきぐるみ蕎麦粉十割の香り立つ蕎麦である。自分では好みの噛みこたえのある蕎麦だが、珍しい平打ちという打ち方らしい。噛んでいると蕎麦の香りが味わえ、甘めの鰹節のツユが良く絡んで絶品の味わいは好みです。

蕎麦屋だったら必ず出て来るワサビでは無く、一味唐辛子と薬味はネギのみというのは自身の表れか?自分では唐辛子派です。

この店のそばがきは特に有名のようで、今度訪れた時には納豆とごまを両方味わってみたい。




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