東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

5年ぶりで訪れた蔵王・熊野岳 2020.01.26

2020年01月26日 | 山スキー

ライザスキー場の駐車場に着いてみるとリフト運行開始時間前から多くのスキーヤー・登山者・山スキーヤー・ボーダーのお客さんで賑わっている。
理由は全国的な雪不足かそれとも山形道が山形まで繋がった為か?
駐車場から歩き始めてみると登山道には見事なトレースが出来ており、何故か皆さんアイゼンにヘルメットという出たちが多いのは意外。(駐車場に着いてみるとリフト運行開始時間前から多くのスキーヤー・登山者・山スキーヤー・ボーダーのお客さんで賑わっている。
理由は全国的な雪不足かそれとも山形道が山形まで繋がった為か?
駐車場から歩き始めてみると登山道には見事なトレースが出来ており、何故か皆さんアイゼンにヘルメットという出たちが多いのは意外。(アイスクライミング狙いの方もいる)
天気は午前中晴天で写真撮りには願ってもない日だが、風が冷たく久しぶりに厳冬期の空気を味わえたのは収穫か。
月山に次いで悪天候が当たり前の蔵王だが、この時期めったに見られないお釜を見れたのは幸運。午後になると稜線上の視界は悪くなり、予定の井戸沢の斜面を見送ってさっさと下降。

この界隈は視界が悪くなると馬の背分岐と熊野避難小屋で方向を誤りやすく、過去遭難が多発している箇所で慎重な行動をお願いしたい所。視界が悪いとライザスキー場から最後の馬の背の分岐付近は鉄のポールの標識を見失い易く、おまけに平坦なので方向を失うとパニックに陥り易い。

また、熊野岳へは南北に延びる馬の背の稜線から熊野岳避難小屋を経由し、避難小屋から西に直角に方向を換えて熊野岳を目指すが、誤って直進してしまい八方沢方向に迷い込み易い。

最近はスマフォのGPSを活用する方もいると思うが、必ず地図とコンパスの併用を心がけて頂きたい。視界が無い場合でもGPSで現在地点の把握はし易いが、そのポイントから下降した時の正しい方向を誤ると途端に混乱してしまい、風に吹かれて方向感覚が麻痺してしまう事が有る。おまけにバッテリー切れなどは深刻な事態になりかねない。登りはともかく下りは慎重に行動したい。

この時期の蔵王の稜線上は荒れると風が強くて寒気も厳しく、夏の初心者向けイメージなと全く無いので心して望んだ方が良く、視界が無い時慣れていない方は潔く撤退した方が無難でしょう。

所要時間 5時間半 駐車場から歩きの場合  (リフト終点から 4時間半程)

気温 マイナス12.0℃

 

 

【関連サイト】 東北アルパインスキー日誌

 

 

コメント (4)
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