快晴とは言えなかったがほぼ無風の湯殿山は山頂狙いがグットタイミング。志津の駐車場に集まったのは何時ものフルメンバーで、姥ヶ岳に向かうお客さんとは別の進路をたどり湯殿山を目指す。
気温がやや高い日だが積雪は十分で藪も埋まり、久しぶりの心地よい汗をかきながらブナ林の斜面をたどって山頂を目指す。石跳川の渡渉を嫌って尾根末端から忠実に辿って登頂し、山頂から往路の尾根筋を通過して石跳川側に東沢を1本滑り、1320m付近まで登り返して東斜面を1本。
東斜面下部の雪はやや重めでターンのタイミングが取れず慣れない滑りだったが、明日からの嵐の前の静かな月山を満喫出来て今日は何か拾い物を得た気分で満足。下降コースの石跳川は東斜面下部辺りはスノーブリッチを渡って通過し、あとは昨日のトレースを辿るとスムーズにネイチャーセンターに至る。
石跳川の下部からはまだ沢割れしているが橋を通過すれば渡渉は可能。東斜面にも雪は十分付いていて山頂からの下降も可能だが、西斜面には大きな規模で雪崩れた形跡もあるので滑る際は注意が必要です。
皆さん足腰の衰えなど全く感じさせない様子の滑りで、今日から本格的なシーズン突入という1日でした。
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