東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

仙台の某所 某橋の下

2010年05月30日 | その他山関連

こんな天気の良い日に家の中で雑用の為腐っています。日曜日に部屋に閉じこもっている事などめったにないが、残り時間が無くてあせった結果の鬱陶しい1日です。

ちょっとした息抜きにと思って最近買ったチャリで出かけ、広瀬川のサイクリングロードを気持ち良くこいで行くと、以前住んでいたアパート傍の橋の下を通りかかった。

そこにはまずい記憶があってあまり他人に話した事はありませんが、「器物損壊?」の罪に問われかねない遺物が残っているのです。こんな事を書いて良いのか解りませんが・・・。

もう35年以上も前の学生時代、アルパインクライミングを目指していた頃、今や博物館入りした「人工登攀」にのめり込んでいました。

「人工登攀?」なんて言っても知っている人はあまりいないでしょうが、ご存知の方きっとは50~60歳位の方御同輩位でしょう。

つまり、ボルト・ハーケンの使用は無制限で、日本中、どんな壁でもルートになってしまうというとも言える、今となっては実におぞましいクライミングのスタイルでした。何しろ、フリークライミングの概念など皆無の頃でしたから。

実は、橋の橋脚に6本のリングボルトを打ち込んだのは自分で、その後35年以上もたってしまった訳ですが、なぜかその後撤去もされず、そのまま残っていたのが意外だった。

人目を忍んで朝方にジャンピングで穴を空けたが、国土交通省の物件は実にクォリティーが高く、コンクリートの圧縮強度は安山岩並み。結局、天井面には1本打ち込むのが精一杯でだった。

こんなアホな事をやっていたヒマ人だったが、それでも、その直後に黒伏山南壁に一本のルートを開けたのは思い出深い。

今となっては「時効物件?」となるんでしょうが、関係者の方にはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。

橋脚は最近に耐震改修が行われた様だが、どうせなら昔の傷跡は全て撤去して欲しかったですが、心の一部では嬉しさ半分と言うところです。

橋脚下に汚点が・・・。


コメント (6)
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