東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

雪国の田舎暮らしは楽じゃない。2018.02.12

2018年02月12日 | 田舎の話

 今年は3年ぶりの大雪で、肘折温泉の積雪4.15mと比べればまだ可愛いものだが、当地では積雪1.5m程で2週間放置した屋根には1.0m以上の積雪が有った。3月まで空き家になってしまい暖房で屋根の雪が緩まない事と、連日の低温続きでトタン屋根が温まることがない為、いつもは自然に落ちるはずの屋根の雪が落ちない。

これから更なる積雪も予想されるため、出来ればやりたくもない屋根の雪下ろしをやる羽目に・・・。このまま放置すると軒先が折れて潰れる可能性があり、軒先だけでも除雪しておく必要がある。しかし、この屋根には雪止めがない。

屋根の雪は下になるほど圧縮されていて固く、これと一緒にこけると想像したくはないが余り宜しくありません。屋根の積雪は1.0m以上はあると思うが、1階はまだしも2階から見た光景は美しいともいえるがちょっと不安が。屋根の雪が落ちるのは何時も12時過ぎてからと相場が決まっており、今回はこれを信じで3時間かけて完了。

しかし、屋根は気まぐれの様で全部が終了して降りてから15分後、北面1階の屋根は轟音とともになだれ落ち、屋根の上または軒下で除雪を行っていたらただでは済まなかった様な気もします。あの恐ろしいエベレストのアイスフォールを歩く登山者の気持ちがよくわかる。

1階屋根を先に除雪して2回の屋根へ。

1階屋根には溜まった雪がこの通り。

自慢の庭はこの有様。

北面1階屋根の除雪。(後で雪崩れた)

同上

ようやく1階、2階屋根軒先の除雪が完了。

 北面1階の屋根は雪崩れてこの通り。

【関連サイト】 東北アルパインスキー日誌

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村山葉山 (1040mまで)~源四郎(次年子) 2018.02.04

2018年02月04日 | 蕎麦・ラーメン

 厳冬期のこの時期山スキーをやるとなるとエリアは限られ、月山・葉山・吾妻・蔵王などの比較的アプローチの短い山が中心となる。今回も性懲りもなく村山葉山にやってきたが、駐車場に着いてみると今度も先行者の姿はなく、ノントレースのコースを黙々と進んでゆく。

ラッセルに少しくたびれるとオープンバーンの下あたりで後ろから声がかかり、後続の4人パーティーに先頭を代わってもらい後に続く。しかし、生憎の降雪模様で視界は悪く今度も快適な稜線の散歩はならず1040m地点で引き返す。

今季2回目の村山葉山で快適なパウダーを狙ったが、やや気温が高めで東斜面は重めの雪でちょっと期待は裏切られた。大鳥居(おんどり)に戻って目指すのが次年子の蕎麦屋。今度は「キジ汁」で有名な「源四郎」を訪れた。

流石に午後3時の雪降りの日に訪れるお客さんの姿はなく、板蕎麦とキジ汁を注文して一人外の雪景色をみながら待つと、大きなきくらげと太く黒いワラビの一本漬け・キュウリの漬物が登場。蕎麦は太めの田舎そばで少し透明感があるような品で、キジ汁はキジ肉・牛蒡・おろし大根にネギが入って見立ても味もちょっと上品な感じ。

蕎麦は二八でコシ有り、並盛でも普通の蕎麦の1.5倍以上の量が有って十分で、次年子産の蕎麦は風味が豊かな硬めの噛み応えのあるタイプ。田舎蕎麦が好きな人ならお勧めです。そばつゆで飽きたら¥350のキジ汁で2度味わえるという楽しみがあり、鶏とも鴨とも異なるここでしか味わえない貴重なメニューで何か幸せを感じる。

ご主人に話を伺ったところ現在積雪は2.2mで例年より多く、やってくるお客さんは少なく3月まではこの調子とあきらめ顔。厨房では一人で切り盛りしているが、気さくな方で話がおのずと弾んで楽しいひと時でファンになりました。

 

 

 

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