東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

金ちゃんラーメン 南陽本店 (山形県)

2009年03月30日 | 蕎麦・ラーメン
さんざんサボり続けた久しぶりのブログはラーメンネタです。

山形県はラーメンの消費量(ラーメン屋で食するもの)は日本一らしいが、どこかの餃子日本一のただ単に消費量が多いだけの有名地とは違い、その味・レベルの高さ・独自性・創意工夫は相当なものだと思います。蕎麦とともに最近では麺王国と呼ばれているらしいが、自分の田舎を持ち上げるまでも無く納得するものです。

なぜか知らないが実家の有る南陽市には、山形のラーメン好きの人気を2分する有名店が2軒あり、片方は超メジャー店の龍上海本店と、もう一つは根強い人気を誇る金ちゃんラーメン南陽本店と言われている。

今や全国区の龍上海本店は省略しますが、この金ちゃんラーメンは今や県内で何店もチェーン展開している様ですが、その本店は総本山とも呼ばれている様で、巷では圧倒的な支持を受けている店の模様です。

実はこの本店で初めて食したのは6回目が初めてで、何時行っても店が閉まっているので不思議だった。後で解ったのだが開店は11:30AMでも、スープがなくなると1:30PM頃には閉まってしまう店で、なんとなくこだわりの有る頑固な店に思えた。先日は中途半端な山行帰りで立ち寄ったので良かったが、普通だったらこのタイミングに合わせて訪れるには難しい。

今回は2度目だったが、出てきたのはとてもシンプルかつオーソドックスな品で、澄み切ったスープにキラキラした玉の様な油が浮び、なんとなく気品有る昔ながらの中華そばと言う雰囲気。透き通ったキレイなスープ。脂浮きの割にスープ自体はアッサリと感じます。平打ちのちじれ麺はつるつるして程よい腰があり、余りくどくないスープにマッチして自分には好みだった。中華そば¥500でたくあん付き。ご当地ラーメンの辛みそラーメンもかなりいけるらしい。ただ、佐野ラーメンのような柔らかさは若干不満だったが・・・。

濃厚な味とコクと味を売り物にする龍上海とは対照的で、大げさに言うとラーメンの本質を極めた様な一品。派手さは無いが一度味わうとファンになり、何度も通い詰めたくなる店で気に入っています。

しかし、1日の営業時間2時間程で勝負する店とはあっぱれで、その自信の程が伺える地元密着型の店で県外ナンバーなどは見かけない。店の中もおばちゃん2人とご主人だけの様で、和気あいあいとやっている光景も好感が持てます。


【住所】 山形県南陽市漆山1816

場所は国道113号線のセブンイレブンから北に4~500m程入ったあたりで、南陽市宮内の珍蔵寺(夕鶴の里付近)そばだが、解りにくいので事前のリサーチが必要です。

※写真を取り損ねて画像は有りません。
コメント (3)
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