この地は深い山里とは違った中間山地の里山で、高級きのこの舞茸や松茸などとは無縁の土地です。自生するのはいわゆる雑きのこの杉ワカイ(杉カノカ)や赤モダシ程度で、自家消費する為のきのこで半分は塩漬けされて保存食となる。
しかし、この雑きのこが今年はひどい不作。毎年5~10kg位収穫する杉ワカイは一度も採れず、今年は冬の保存食が全くないという事態。まあ、仕事にかまけてきのこ採りをさぼった事も原因だが。
そこで期待したのが原木なめこなのだが、これもまた現時点では例年の半作位で、おかかしいことにナラの木の原木になめこがあまり出ない。出るのは数少ない桜の木やクルミの木で、こんなことは今まで記憶にない。
そう言えば山形県白鷹町の親戚に舞茸取りハンターがいて、昨年、1ヵ所でなんと42.7kgの舞茸を収穫し、地元の山形新聞に載った人がいるが、2週間前に会った時には今年はひどい不作で嘆いていた。
桜の木の原木に出るなめこは色好きが良く好まれ、通常菌を打って2~3年待たないとなめこは出ないが、桐の木の場合には翌年から収穫ができるのこれも好まれている。しかし数は少ない。
まだなめこの収穫時期は続くので楽しみは残っているので、ついうっかり見過ごして大きくなり過ぎないよう気を付けよう。
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