雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 2月18日(木) 野菜プチ・ヴェールをもらいました

2010年02月18日 22時07分45秒 | 雨宮日誌



雨宮日記 2月18日(木) 野菜プチ・ヴェールをもらいました

 昨日は「寒の戻り」なのか、寒かったです。

 今日は、知り合いからパソコンメールの使い方SOSの電話が来たので、緊急救助隊(レスキュー)として行って、使い方講座をしてきました。
 メールへの写真の添付の仕方を教えてあげました。
 使い方しかわからないので、パソコンの中身や仕組みは全然わかりませんが。

 その方がちょうどいただいていた野菜「プチ・ヴェール」をもらいました。
 メキャベツとケールなる野菜を掛け合わせてできる新しい野菜だそうです。

 ゆでてごま和えにして食べました。おいしかったですよ。娘が「ケールってなに?」と言いましたが、誰も答えられませんでした。


 

資本論の学習3 商品の属性と要因、要素としての商品

2010年02月18日 22時01分16秒 | 人間・生命・宇宙
資本論の学習3 商品の属性と要因、要素としての商品

 「第1章第1節 商品の2つの要因ー使用価値と価値」の第3回目です。

 まず哲学の学習で書いたことを繰り返しますが、本文は第1行目で「商品は、なによりもまず、その諸属性によってなんらかの種類の人間的欲求を満たす1つの物、1つの外的対象、である」としています。
 また「このような物はどれも、多くの属性からなる1つの全体であり、それゆえ、さまざまな面から有用でありうる。」
 
 この「属性」について、山本広太郎さんは『差異とマルクス ー疎外・物象化・物神性ー』(青木書店、1985年)で、以下のように述べています。

 「属性 Eigenschaft とは物 Ding の属性であり、物のうちで自立性を喪失し、観念化され、したがって「互いに分離して」いないものだからである。分離しておれば、属性ではなく、要因 Faktor (因数分解の因数はこれ)である。」(p173)

 商品の属性とは、たとえばコップが① ガラスでできている、② 透明である、とか、③ 上から見ると円形である、④ 横から見れば長方形である、⑤ 液体を入れておくことができる、などのことです。
 
 それに対して商品の要因の1つである「使用価値」とは「鉄、小麦、ダイヤモンドのような商品体そのものが、使用価値または財である」と述べているように「商品体」そのものを指しています。

 そして、商品が、価値と使用価値という2つの要因に分解できるからこそ、その独立した要因同士のからみあう運動によって、新たな「貨幣」という現象が生まれてくるのだと思います。
 『資本論』では、そのような、見た目には1つのプロセスが、それぞれの要因で、二重の意味をもって二重な結果をもたらすという「二重性」が大事だと思います。

 第1行目に戻りますが「資本主義的生産様式が支配する諸社会の富は、「商品の巨大な集まり」として現われ、個々の商品はその富の要素形態として現われる。それゆえ、われわれの研究は、商品の分析から始まる。」とあります。

 ですから、「個々の商品」「諸社会の富」「の要素形態(独 Elementarform)」であり、要素である「個々の商品」が、また、2つの要因(独 Faktren)に分かれるということです。

 この「要素」と「要因」はマルクスは使い分けていますが、同じものなのか、違うものなのか、私にはまだわかりません。学習していきたいと思います。

遠州の遺跡・寺社4 早出町の薬師堂(早出薬師瑠璃光如来)

2010年02月18日 05時17分28秒 | 遠州古代史
遠州の遺跡・寺社4 早出町の薬師堂(早出薬師瑠璃光如来)

 我が家から近い早出町の「薬師堂(早出薬師瑠璃光如来)」に行ってきました。薬師観音さまのことだと思いますが、なぜか東向きです。
 つまり、太陽が昇る方向を向いています。
 
 薬師観音さまが女性なのか、男性なのか、よくわかりませんが、東を向くということは、古代の女性神信仰、たとえばアマテラス大神や卑弥呼信仰が変化して、観音様信仰になったということもあるのではないでしょうか。

 この早出町の薬師堂には、軒の下に3匹の龍がからみついています。龍なり、もっと古型のヘビが女性であることは、古代史では普通の話です。

「瑠璃光」という言葉に記憶があったので、ネットで検索してみたら、山口県の「瑠璃光寺」の日本三大「五重塔」がありました。
 これも同じ薬師如来です。
 この五重塔の建設を題材に、女性小説家の「見残しの塔」という小説が書かれています。