雨宮日記 8月14日(土) 夫婦で京都『交響曲ヒロシマ』聞く
今日14日は、まだぼくも深夜の仕事で、帰ってきたのは午前5時ごろでした。いろいろ「就眠儀式」をして、実際に寝たのは、午前6時ごろです。
8月初めの日刊新聞で、今日の午後に、京都市で「交響曲第1番 ヒロシマ」の全曲の世界初演があるというのを読みました。
その記事を読んで、これは歴史的な瞬間じゃないのという気になって、N子さんに「いっしょに聞きに行こう」と熱い提案をしました。
なぜか、N子さんがあっさり「いいよ。いこうね」となったので、ぼくは、本当に大事な時期に判断を誤らないN子さんに深い感謝をしながら、今日の日を迎えました。
予約席をとったひかりにのって、京都駅から地下鉄「烏丸線」で約20分、北山駅で下りました。
北山駅から歩いて数分で、会場の京都コンサートホールです。
会場に併設のレストランで、アイスコーヒーを飲んで、開演時間を迎えました。
第1楽章は、原爆投下の瞬間のような、闇や苦悩のような、暗い、苦しい音楽。
第3楽章の前半は、長い間の苦しみを浄化して、明るく、光りに導くような音楽で、第2楽章からの優しいメロデイが「こんなことは2度と起こらないように全世界に伝えてください」と言っているようで、涙がぽろぽろと出てしまいました。
恥ずかしいけど、ポケットからハンカチを出して、目元を拭きました。
実際に聞いてもらわないと、わからないでしょうけど。
まるで、そう、シューベルトやブラームスの交響曲のような、本格的な音楽でした。
第1楽章が闇・苦悩とすれば、第2楽章は、すごく優しいメロデイで、深い闇・深い苦しみをいやすプロセスだと思いました。
闇も光りも、光りも闇も、それ自体、単独では存在できないんですね。
第3楽章に至るプロセスとして、第2楽章を省略したら…第3楽章の意味もわからないのではと・・・
第3章は、だから闇の否定でも、光りの無条件肯定でもありません。
会場で、著者の人生を描いた講談社の本を買いました。
いろいろ、話しながら、浜松に帰りました。
すてきな歴史的なデートでした。
N子さん、ありがとう。
費用報告です。
① コンサートチケット代 4000円が2枚で8000円。
② 京都までの新幹線料金、2人で3万円
③ 浜松駅までのタクシー代+浜松駅コスタで買ったお弁当+京都地下鉄(280円×2人×往復)+会館併設の喫茶店料金+京都タワー料金(700円×2)+夕食お弁当+時間つぶしの喫茶店+帰りの遠鉄電車で約1万円。
①②③を足して約5万円の出費でした。
N子さん、ありがとうございます。
写真は、会場の京都コンサートホールの入り口です。
すてきなホールでした。
もう一度来ることも、たぶん、ないでしょうね?
「一期一会」です。
京都タワーについては「本と映像の森 『日本沈没 4』」で解説します。
今日14日は、まだぼくも深夜の仕事で、帰ってきたのは午前5時ごろでした。いろいろ「就眠儀式」をして、実際に寝たのは、午前6時ごろです。
8月初めの日刊新聞で、今日の午後に、京都市で「交響曲第1番 ヒロシマ」の全曲の世界初演があるというのを読みました。
その記事を読んで、これは歴史的な瞬間じゃないのという気になって、N子さんに「いっしょに聞きに行こう」と熱い提案をしました。
なぜか、N子さんがあっさり「いいよ。いこうね」となったので、ぼくは、本当に大事な時期に判断を誤らないN子さんに深い感謝をしながら、今日の日を迎えました。
予約席をとったひかりにのって、京都駅から地下鉄「烏丸線」で約20分、北山駅で下りました。
北山駅から歩いて数分で、会場の京都コンサートホールです。
会場に併設のレストランで、アイスコーヒーを飲んで、開演時間を迎えました。
第1楽章は、原爆投下の瞬間のような、闇や苦悩のような、暗い、苦しい音楽。
第3楽章の前半は、長い間の苦しみを浄化して、明るく、光りに導くような音楽で、第2楽章からの優しいメロデイが「こんなことは2度と起こらないように全世界に伝えてください」と言っているようで、涙がぽろぽろと出てしまいました。
恥ずかしいけど、ポケットからハンカチを出して、目元を拭きました。
実際に聞いてもらわないと、わからないでしょうけど。
まるで、そう、シューベルトやブラームスの交響曲のような、本格的な音楽でした。
第1楽章が闇・苦悩とすれば、第2楽章は、すごく優しいメロデイで、深い闇・深い苦しみをいやすプロセスだと思いました。
闇も光りも、光りも闇も、それ自体、単独では存在できないんですね。
第3楽章に至るプロセスとして、第2楽章を省略したら…第3楽章の意味もわからないのではと・・・
第3章は、だから闇の否定でも、光りの無条件肯定でもありません。
会場で、著者の人生を描いた講談社の本を買いました。
いろいろ、話しながら、浜松に帰りました。
すてきな歴史的なデートでした。
N子さん、ありがとう。
費用報告です。
① コンサートチケット代 4000円が2枚で8000円。
② 京都までの新幹線料金、2人で3万円
③ 浜松駅までのタクシー代+浜松駅コスタで買ったお弁当+京都地下鉄(280円×2人×往復)+会館併設の喫茶店料金+京都タワー料金(700円×2)+夕食お弁当+時間つぶしの喫茶店+帰りの遠鉄電車で約1万円。
①②③を足して約5万円の出費でした。
N子さん、ありがとうございます。
写真は、会場の京都コンサートホールの入り口です。
すてきなホールでした。
もう一度来ることも、たぶん、ないでしょうね?
「一期一会」です。
京都タワーについては「本と映像の森 『日本沈没 4』」で解説します。