雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 12月22日(土) 冬至の次の日、則子さんと映画見ました

2012年12月22日 23時41分28秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 12月22日(土) 冬至の次の日、則子さんと映画見ました

 1年でいちばん昼間の短い日「冬至」は、昨日でした。昨夜は、則子さんが「カボチャ」を煮ました。冬至にはカボチャを食べて、ゆず湯に入るという風習があるようです。ボクは食べませんでしたけどね。何が楽しくて「カンボジア」を食べにゃいかんのですか、ということで。

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 則子さんは、午後、広島・長崎の被爆者へのお見舞いで、西遠被爆者の会の会長さんと2人で回りました。

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 夜は、映画「希望の国」を則子さんと観に行きました。帰り、遠鉄「第一通り駅」の高架下で、きれいなイベントをしていたので、写真を撮りました。

 

 


本と映像の森 235 園子温監督、映画「希望の国」浜松上映、見ました

2012年12月22日 23時16分11秒 | 本と映像の森

本と映像の森 235 園子温監督、映画「希望の国」浜松上映、見ました

 今日は12月22日、冬至の次の日ですが、映画「希望の国」の浜松上映の初日に、則子さんと見に行ってきました。「シネマイーラ」にて、12月22日から1月4日までは、午後3時50分からと、午後8時5分からの2回上映です。上映は1月11日までです。則子さんと、午後8時5分からの上映を観に行きました。

 2人で「反原発」「原発ゼロ」「脱原発」の活動をしている「夫婦で反原発」ですので、先入観があるかも知れませんが、それにしてもリアルな、鮮烈な映像に、心がすごく揺すぶられました。自分たちの市民運動の「深さ」を問われているような映画でした。

 以下、ネタバレがありますので、予感を持ちたくない人は、以下を読まずに、観てください。雨宮夫妻、全身で推薦します。

 福島第一原発事故後の、日本のある県、「長島県」という設定で、原発事故の強制避難地域の線が自分の自宅の庭を通り家は区域外となったA家と、その筋向かいで区域内に入ったB家の設定で、それぞれ老夫婦と若夫婦・若カップルの2家族4組のカップルで物語は進行します。

 牛飼いのA家の老夫婦の奥さんが認知症で、いつも「かえろうよ」「かえろうよ」と言って、だんなが「どこに帰るんだ」とつぶやくのが、とても切ないです。それが映画の通奏低音だと思います。一度壊してしまった故郷は、もう帰れないですね。

 監督は、たぶん被災地を現地ロケしたと思うのですが、「放射能廃墟」に立ち入る老夫婦と、「津波廃墟」に立ち入る若いBカップルの映像が、すごく心に響きます。

 そこに残ろうとするA夫婦の奥さんが「盆踊り」の幻聴を聞いて、雪の放射能廃墟を盆踊りを踊りながら歩いて行くシーンと、B家の若カップル(未婚)が、津波のきた廃墟をさまよっていて、幼い兄妹が「流された家にあったビートルズのCDを探しています」と2人に告げて、すぐ消えてしまうシーンです。

 カップルの女性が「一歩、二歩、三歩」と言って歩いたのに対して、幼い兄は「一歩、一歩、一歩」だよと歩いていって、消えてしまいます。

 女性は、その消えた子どもたちに「おーい!」「おーい!」とどこまでも、泣き出すほどに呼び掛けます。

 ぼくの解釈では、あの小さい兄妹は、若いカップルが創造した幻想なんだと思います。あの2人は、これから若いカップルが産むことになる子ども、兄と妹ではないか、と。

 津波で亡くなった人たちのために、新たな命を生みださないと、という若いカップルの決意が産んだ、幻想の幼い兄妹ではなかったのか、と。

 つまり「2人の子どもが欲しい」という、未婚の2人の、お互い、恥ずかしくて口には出せない欲求が、生みだした幻想ではないかと。

若いカップルの男性は、それに励まされるように、彼女に、津波の廃墟で求婚して、受け入れられます。

 あまり語りすぎると、映画の面白さをそぐので、このあたりにしておきます。

 「燃える木と花」の映像は強烈でした。

 蛇足 バックで流れているマーラーさんの『交響曲第10番』、いいですねえ。

 みなさん、ぜひ、観てください。

 


雨宮日記 12月21日(金) 「マヤ暦」が「予言」する「人類最後の日」でした

2012年12月22日 05時43分13秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 12月21日(金) 「マヤ暦」が「予言」する「人類最後の日」でした

 今日は、中米の古代文明のマヤの暦が、今日で「終わる」ので、今日は「人類最後の日」だという、世界中で大騒ぎだったようです。ボクは、Yahoo!のニュースで見るまで、「今日がその日だ」というのを忘れていました。

 あちこちで、「買い占め」も起きているようです。

 ロシアのプーチン大統領は「(太陽が輝く寿命を迎える)45億年後に全てが終わる」と発言して、メドベージェフ首相も「私は世の終わりを信じない。今年は必ず終わるけど」と、まっとうな発言をしたようです。

 「マヤ暦」の1循環で地球が終わるなら、今の「太陽暦」で1年が終わる12月31日の深夜0時には、毎年、地球が終わっていないと、いけません。

 


浜岡原発ニュース 12月20日 中電が防波壁を18mから22mにかさ上げ

2012年12月22日 05時27分54秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発ニュース 12月20日 中電が防波壁を18mから22mにかさ上げ

 中部電力は、浜岡原発の前面に建設している海抜(T.P.)18mの防波壁を、12月20日、4m高くして海抜22mとすると発表しました。

 これは「内閣府モデルによる津浪」で中電が計算した防波壁前面で「T.P.14.7m~20.7m」に対応するためとしています。

 ①

 しかし、津浪学の常識で、津浪は「波」でなく、膨大な質量をもって移動する「海水の塊り」です。津浪が垂直の防波堤にぶつかると、津浪の「高さ」は、5割増しの1.5倍になります。つまり、15mの津浪は22.5mに、20mの津浪は30mになります。

 とても「海抜22m」の防波堤では対応できません。

 ②

 さらに、この防波壁の前面には、高さ10m程度の砂丘が実際にあります。この砂丘を、津波は駆け上って、20mの高さの津波なら、それに砂丘の高さ10mを足して、海面から30mの津波になります。

 そして防波壁にぶつかれば、波の高さは1.5倍になりますから、海面からの高さは40mくらいになりますね。

 何か、論理に破綻があれば、ご指摘ください。