雨宮日記 6月14日(金) NTT西日本の光ファイバーを増速工事
雨宮家のネットは、ボクと次女しか使っていません。それも有線で、次女は1階の玄関脇の今の、光ファイバーのルーターが置いてある場所で兎の豆子がかじった線で,ボクは2階の自分の「事務所(則子さんのいう「ゴミ置き場」)」まで有線で引いて使っています。
今のアクセス速度に不満があるわけではなかったのですが、たとえば最初にYahoo!の表紙を出すのに時間がかかったり、検索に時間がかかったりするので、使っているNTT西日本から電話がかかってきて「無料で、今の回線の増速工事ができます」「3つあるルーター機器も1つにまとまります」「特別、書類の書き直しは必要ありません」というので、珍しく増速工事に電話でOKをだしました。
今日は暑い日でした。
午後1時から3時までのあいだというので、待っていたら、午後1時20分頃電話が来て「今、上島なので後10分くらいでうかがいます」ということです。
今日は電線工事のできる例の車に、車の通行を警備する人と、技術者の人と2人でした。数年前、光ファイバーに変えた時は、男性技術者ともう1人女性オペレーターがついていて、その人が設定をしてくれたので、省力化ですね。代わりに操作指示の「CDーROM」を置いて行って、その通りに設定をしました。
でも、たぶん、これではわからん「素人」はいるでしょうね。ボクはなんとか設定をして、無事、アクセスできるようになりました。
速度は速くなっていますね。「はやぶさ」というやつです。
たぶん、他の会社に浸食されてるので、他の会社に乗り換えられる前に、サービスをして乗り換えを阻止するのが意図だと思いますが。
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次女が「お父さん、ガリレオの本、ある?」と聞くので「どっち?変人ガリレオ?それともイタリアの?」と言ったら「湯川じゃなくて、ほんとのガリレオ・ガリレイ」と言うので、探してみました。
2階の奥のボクが勝手に独占して使っている「書庫」を探したら、70年代に買った岩波新書の青木さんの『ガリレオ・ガリレイ』という伝記と、武谷三男さんの『物理学(上)』が見つかったので、貸しました。
武谷三男さんは、戦後を一貫して革新系の物理学者で、ぼくの思うには「功罪」両方がある方だと思いますが、この武谷さんの著書と生涯の分析を除いて、戦後史と科学史についての理論はできないだろうと思います。まだ、本格的なそれは、なされていないように思います。
ぼくも「雨宮歴史」の中で、きちんと思考しなおさなくては、いけないような大事な対象です。
今は、こんなふうに、過去と現在と未来を、行きつ戻りつして、自分と世界、宇宙と人類、いろんな確度で考え直しています。