古代ブログ 18 古代史の本 3 白川静『新訂 字訓 普及版』平凡社
2007年、944ページ、定価6000円、
白川静さんの「漢字3部作」の1つ。今回、3つのうちまっさきに買った。分厚い本です。
前から読みたかったけど、高いし、重いので、買えなかった。(則子さんに「買います」と言えなかった。)
まだ何年も生きられて、日本古代史を再勉強するためには読まなきゃいけないだろうと。
ひとうひとつの言葉について、漢字の字義や訓と日本語への習得過程、記紀や万葉の例が載っている。
たとえば「さ」行のp310からp406最初から。
さ(箭)、さいぎる(遮)、さか(坂)、さか(尺)、さか(逆)、さが(性)、さかき(榊)、さかし(賢)、さがし(険)・・・・
少なくとも、この本を最初から最後まで綿密に読んでいこうと思う。
もし生きているあいだに、この本を読み切ったら、ここに書く。ま、かなり先のことです。
和語索引、漢字索引、万葉索引付き。