新・本と映像の森 118 松岡正剛『神仏たちの秘密』春秋社 <32の再録>
「2010年04月28日 12時56分10秒 | 本と映像の森
本と映像の森32 松岡正剛さん著『神仏たちの秘密 ー日本の面影の源流を解くー』<連塾ー方法日本Ⅰ>、春秋社発行、2008年12月20日第1刷、375ページ、定価1800円+消費税
松岡セイゴウさんの作品(評論?)は、僕は大好きです。
最近好きになったので、まだ少ししか読んでいません。
ネットの「松岡正剛の千夜千冊」はすごいです。
松岡さんがこの本で語るのは「今日の日本は主語になりすぎて」固定化しているから「方法日本」を「伝えたい」ということです。
で、松岡さんが語る「日本の方法」のキーワード(キー方法)の一例、一端を以下、あげておきます。一部です。
「すさぶ」「小さきもの」「あわせ」「そろい」「きそい」「見立て」「てりむくり」「間(ま)」「面影」「うつし」「結び」「取り合わせ」・・・・。
日本人にはとても有益な本だと思います(非日本人には?非日本人にはさらに有益かな?)
「神仏たちの秘密」は「日本の秘密」であり、私たちが修行して日本の秘密を知ることは、日本人としての「資格」を得ることだと思います。
今、午後1時ですが、我が家の近くからアマガエルの声が聞こえました。どこに冬眠していたんだろ。
松岡さんの本は、僕もさらに読んで行きたいと思います。「千夜千冊」に習って「本と映像の森1000」も挑戦したいな。
写真は通勤路に咲いていたネギ坊主です(何か秘密があるだろうか)。」