古代ブログ 62 浜松の遺跡・古墳・地名・寺社 31 早出町の薬師堂(早出薬師瑠璃光如来)<再録>
ここは薬師観音さま以外にも、おもしろいものがある所です。
その一つが地獄絵図。むかし写した写真が見つかったら、また紹介します。
遠州には「薬師観音巡り」が今もあります。研究する価値がありそうですが、この体では、どんな研究ができるのか。
以下は再録。
「遠州の遺跡・寺社4 早出町の薬師堂(早出薬師瑠璃光如来)
2010年02月18日 05時17分28秒 | 遠州古代史
我が家から近い早出町の「薬師堂(早出薬師瑠璃光如来)」に行ってきました。薬師観音さまのことだと思いますが、なぜか東向きです。
つまり、太陽が昇る方向を向いています。
薬師観音さまが女性なのか、男性なのか、よくわかりませんが、東を向くということは、古代の女性神信仰、たとえばアマテラス大神や卑弥呼信仰が変化して、観音様信仰になったということもあるのではないでしょうか。
この早出町の薬師堂には、軒の下に3匹の龍がからみついています。龍なり、もっと古型のヘビが女性であることは、古代史では普通の話です。
「瑠璃光」という言葉に記憶があったので、ネットで検索してみたら、山口県の「瑠璃光寺」の日本三大「五重塔」がありました。これも同じ薬師如来です。
この五重塔の建設を題材に、女性小説家の「見残しの塔」という小説が書かれています。」