過去現在未来のメモリーノート 21 文学者・伊豆利彦さんのこと
別件で手に入れた1冊だけそのために雑誌『民主文学 2018年6月号』に伊豆利彦さんのことがちょうど掲載されていた。
三浦光則さんという方が書いた「伊豆利彦先生を偲ぶ会」という2ページの小論である(p114~115)
伊豆さんは昨年12月8日に91才で亡くなった。日本近代文学の専門研究者だ。
伊豆さんは「ウィキペデイア」によれば1926年11月10日生まれ、三浦光則さんの文章では「敗戦を甲府の連隊で陸軍二等兵として迎えた。18歳であった。」
「ウィキペデイア」によれば「1950年東京大学文学部国文学科卒業。横浜市立大学文理学部助教授、教授。1992年定年退官、名誉教授。」
伊豆利彦さんは文学者であり、文学の著書も多いようだ。
三浦さんの文章にも「「近代文学の周辺」というエッセイ……掲載後は自身のホームページに全文を載せています。」と書かれているが,残念ながら今日現在(2018年6月18日)でホームページの「表紙」しか残っていず、読むことはできない。
ボクが伊豆利彦さんのことを知ったのは日本平和委員会の機関紙『平和新聞』に連載された「文学に見る戦争と平和」だった。全76回連載。
これは『平和新聞』自体を捨ててはいないので、ボクの手元に整理されずに残っている。いずれ、自分の終活としての「資料整理」の過程でまとまったら紹介したい。