雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 292 『はじめてのはたらくくるま』講談社ピーシー、2018年11月

2019年08月18日 11時22分17秒 | 本と映像の森


新・本と映像の森 292 『はじめてのはたらくくるま』講談社ピーシー、2018年11月

 29ページ、定価1000円

 いい本だけでなく、話題の本、悪い本も紹介していきます。「悪い本」を読まなくては「いい本」のこともわからないからです。

 そういう意味では出版社の講談社ピーシーがこの本を増刷せず、品切れ絶版にしてしまったのはボクは残念です。

 この本は「しょうぼう1~4」「けいさつ1~2」「こうじげんば」「まちのなか」「いろんなばしょ」「りくじょうじえいたい1~2」まではいいのですが、なぜか「かいじょうじえいたい」の護衛艦や「こうくうじえいたい」の戦闘機を載せています。

 この本は「はじめてのはたらくくるま」なのに何故か「くるま」ではないものを載せるのでしょうか。

 それこそ大間違いで、小さな子どもには不適当だと思います。「くるま」の拡張解釈ですね。新語を作ろうとしたのか。

 『広辞苑』に「くるま(車)「② 車軸の回転によって動く仕掛けのものの総称・・・現代では自動車を指すことが多い」と書かれています。

 念のため書いておきます。ボクは自衛隊の車は好きではありませんが、それは「くるま」です。他人の好みの問題までもケチをつける気はありません。

 ボクは『新婦人新聞 4月18日号』で初めてこの本のことを知りました。いい記事でしたね。