雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

ことばと詩 16 本について 内田樹『子どもは判ってくれない』より 20190828

2019年08月28日 15時36分21秒 | ことばと詩


ことばと詩 16 本について 内田樹『子どもは判ってくれない』より 20190828

 むかしから本は大好きです。

 内田樹さんの『子どもは判ってくれない』(文春文庫、2006年)の「本が読む」(p53~58)にこんなことを書いている。

 「だから「私が本を読む」というのはいささか自己中心的な表現だと思う。本が私を選び、本が私を呼び寄せ、本が私を読める主体へと構築する。私はそのように考えている。本に呼び寄せられること、本に選ばれること、本の「呼び声」を感知できること。それがたぶん本と読者のあいだに成立するいちばん幸福で豊かな関係ではないかと私は思う。」(p58)

 これに似たことを「雨宮智彦のブログ」で書いたような気もするが、いま検索がうまくいかない。気がついたら、補足します。