古代ブログ 111 近畿古代の五芒星 20190825
いま大好きな古代史にじっくり取り組む余裕があまりない。
小さなことを書いていくことにする。
内田一成(いっせい)『レイラインハンター LEYLINE HUNTER ー日本の土地零を探訪するー 』アールズ出版(2010年4月28日初版第1刷発行、298ページ、定価本体1500円、)p181に下の図と解説が載っている。
五芒星です。この五芒星は、淡路島の伊弉諾神社、熊野本宮、伊勢内宮、伊吹山、兵庫県の元伊勢、を5つの辺にする。
ど真ん中に平城京がきてその南北ラインに飛鳥京、平安京、若狭子神社などがくる。このセンターラインは精密に言えばすこしずれている。それは、別途時間のあるとき考える。
いちばん気になるのは「五芒星」が北から35度ほど西へずれていることだ。最初から真北から1辺が始まるように設定すればいいのではないか。
気になるのは、それぞれの神社などの古さだ。伊吹山は『古事記』『日本書紀』にも出てくる古い山岳信仰の山だが、山だから時代はわからない。
淡路島の伊弉諾神社、熊野本宮、伊勢内宮、元伊勢についても古さはわからない。しかし伊勢内宮は意外に新しいのではないかと言われている。
飛鳥京は7世紀後半、平城京は8世紀、平安京は8世紀末だ。意外に「この五芒星」は新しい呪術ではないのか、という疑問が出てくる。
また機会をつくって考えたい。