本と映像の森 254 野尻抱介さん著『ふわふわの泉』ハヤカワ文庫の補足
えっと、大事なことを書き落としてました。
もちろん野尻さんの著書のタイトル「ふわふわの泉」は、アーサー・クラークさんの小説『楽園の泉』へのオマージュです。
だろうと、思います。
野尻さん、間違っていたらごめんなさい。
本と映像の森 254 野尻抱介さん著『ふわふわの泉』ハヤカワ文庫の補足
えっと、大事なことを書き落としてました。
もちろん野尻さんの著書のタイトル「ふわふわの泉」は、アーサー・クラークさんの小説『楽園の泉』へのオマージュです。
だろうと、思います。
野尻さん、間違っていたらごめんなさい。
雨宮日記 6月15日(土) 雨がちの天気
晴れの天気が続いた「梅雨」ですが、今日は曇りで少し雨です。
昨日までひどかった「腰痛」は,今日は楽になりました。明日は、静岡市へ1日行かないといけないので、今日は出掛けずに、本を読んだり、テレビをみて過ごしました。
もちろん、父の昼食を暖めて、夕食を作って父と2人で食べてです。
ぼくは野菜炒めの醤油味が好きなのですが,今日は、趣向を変えて、野菜・肉炒めを、塩・こしょう味にしました。
仕事を終えて午後6時過ぎに帰って来た次女が、野菜炒めを見て、「これ、お母さん?」「いや、ぼくだけど、味を変えた」と言ったら、少し食べてみて「おいしいじゃん」と言って、全部,食べてくれました。こういうの、嬉しいですね!至福の時です。
国際政治では、ニュースで、北朝鮮がシリアに化学兵器サリンの精製設備を供与したという記事を見ました。
シリア内戦も、そしてイラク内戦も、ひどくなっています。心が痛みます。
何か、ぼくたち(「ぼくたち」の定義は説明しません)にできることがあるのでしょうか?
あるはずですが。
原発問題、放射能問題のように、ぼくたちが無関心、無神経、無発言でいると、事態はどんどん進行して、野放しになるんですね。
ぼくの野菜炒めも、すごく重要な問題ですけど、同じように、サリンや内戦や核兵器やセクハラやいじめや暴力や…
そういうことを則子さんと語り合うことが、ぼくたちの出発点ですし、出発点でした。
今日も、ここを出発します。
自力だけではないけど、他力だけでもありません。
自力と他力が混ぜ合わさって、化学反応のようになって、新しい未来が、カオスの向こうに出現するでしょうか?
するかもしれないし、しないかもしれない。
というのが「弁証法哲学」の基本であると思います。
出現するのが必然であれば、面白くもなんともないです。
本と映像の森 254 野尻抱介さん著『ふわふわの泉』ハヤカワ文庫、早川書房、2012年(平成24年)7月15日発行、文庫版、256ページ、定価本体600円+消費税5%
現代日本のSF作家野尻抱介さんの作品は、アシモフさんやクラークさんや小松左京さんや平井和正さんと同じくらいお気に入りなので、これまで「本と映像の森」で紹介して来ました。
番号だけ書くと、172、174、177、194です。
行きつけの(つまりお金のあるときに、則子さんの目を盗んで大量に注文して、こっそり自室に運び込む、ぼくが「雨宮ですが」と名乗ると、だいたい、あ、あの雨宮さんですねと、通じるお店)で注文した本を買った後、お店をブラブラして何冊か買った文庫本の1冊です。
なぜ買ったかというと、野尻さんの本であり,同時に、書き出しがこうです。
「21世紀のはじめ。10月の朝。静岡県浜松市の郊外、閑静な住宅地の一角で、電子音が鳴っていた。」
主人公は、なんと「浜松西高化学部部長」、化学マニア、つまりマッドサイエンティスト役の女子高校生・朝倉泉、そして副主人公が、秘書役でたった一人の部員の男子高校生・保科昶(あきら)です。
ちなみに、ボクは浜松K高校出身。こんな、おいしい設定の本を読み逃したら、人生すごく後悔しましよね?
読み始めたら、おもしろい!
炭素からフラーレンを生成する公開実験の準備をしていた2人を襲った落雷で、偶然、できた、空気より軽くて、ダイヤモンドより硬い物質。
それを「ふわふわ」と名付けて、泉が高校生社長、昶が高校生専務となり、会社は始まります。
ここから、ネタバレします。見たくない方は、以後は、読んでから見てください。
意外な展開がいくつもあって、楽しめます。
泉と昶の恋の展開は、まったくなくて、女社長の則子さんに使える専務役の智彦くんとしては、非常に残念です。
せっかく泉さんのストリップシーンもあるのに、1つ年上の泉さんの裸体には、昶くん、ときめかないんですかね。
脱線しました。
意外な展開は、まず「ふわふわ社」が宇宙へ進出するという展開ですか。
そして、その地上基地として選んだ太平洋の島の大統領とのやりとりが、人類史ともかかわって面白いです。
泉さんの主張は、人類は地球内でその移住を止めずに、宇宙へも移住しましょう、ということです。
そして、さらに意外な展開!以下、省略です。お読みください!
雨宮日記 6月14日(金) NTT西日本の光ファイバーを増速工事
雨宮家のネットは、ボクと次女しか使っていません。それも有線で、次女は1階の玄関脇の今の、光ファイバーのルーターが置いてある場所で兎の豆子がかじった線で,ボクは2階の自分の「事務所(則子さんのいう「ゴミ置き場」)」まで有線で引いて使っています。
今のアクセス速度に不満があるわけではなかったのですが、たとえば最初にYahoo!の表紙を出すのに時間がかかったり、検索に時間がかかったりするので、使っているNTT西日本から電話がかかってきて「無料で、今の回線の増速工事ができます」「3つあるルーター機器も1つにまとまります」「特別、書類の書き直しは必要ありません」というので、珍しく増速工事に電話でOKをだしました。
今日は暑い日でした。
午後1時から3時までのあいだというので、待っていたら、午後1時20分頃電話が来て「今、上島なので後10分くらいでうかがいます」ということです。
今日は電線工事のできる例の車に、車の通行を警備する人と、技術者の人と2人でした。数年前、光ファイバーに変えた時は、男性技術者ともう1人女性オペレーターがついていて、その人が設定をしてくれたので、省力化ですね。代わりに操作指示の「CDーROM」を置いて行って、その通りに設定をしました。
でも、たぶん、これではわからん「素人」はいるでしょうね。ボクはなんとか設定をして、無事、アクセスできるようになりました。
速度は速くなっていますね。「はやぶさ」というやつです。
たぶん、他の会社に浸食されてるので、他の会社に乗り換えられる前に、サービスをして乗り換えを阻止するのが意図だと思いますが。
☆
次女が「お父さん、ガリレオの本、ある?」と聞くので「どっち?変人ガリレオ?それともイタリアの?」と言ったら「湯川じゃなくて、ほんとのガリレオ・ガリレイ」と言うので、探してみました。
2階の奥のボクが勝手に独占して使っている「書庫」を探したら、70年代に買った岩波新書の青木さんの『ガリレオ・ガリレイ』という伝記と、武谷三男さんの『物理学(上)』が見つかったので、貸しました。
武谷三男さんは、戦後を一貫して革新系の物理学者で、ぼくの思うには「功罪」両方がある方だと思いますが、この武谷さんの著書と生涯の分析を除いて、戦後史と科学史についての理論はできないだろうと思います。まだ、本格的なそれは、なされていないように思います。
ぼくも「雨宮歴史」の中で、きちんと思考しなおさなくては、いけないような大事な対象です。
今は、こんなふうに、過去と現在と未来を、行きつ戻りつして、自分と世界、宇宙と人類、いろんな確度で考え直しています。
遠州古代史ニュース 2013年6月 郷ヶ平古墳群で新たに前方後円墳
浜松市文化財課は、浜松市北区都田町の郷ヶ平(ごうがひら)古墳群で、新たに3つめの全歩後円墳が見つかったと発表しました。
戦後、埴輪が出土したことのある場所で、駐車場造成のため、発掘調査がおこなわれ全長20mの前方後円墳「6号墳」とわかりました。
発掘では、雄の鹿や雌の鹿の埴輪、人物埴輪、馬の埴輪が出土しました。
郷ヶ平古墳群では、5世紀後半とされる全長22mの3号墳、6世紀半ばとされる全長26mの4号墳が見つかっている。
今回見つかった古墳は6世紀初前半と推定され、3号墳から今回の古墳、そして4号墳と、ほぼ「3代」にわたる在地の権力者の家系も推定できるとされている。
「郷ヶ平3号墳」については、以前に、遠州古代史ニュース 2011年9月 浜松市北区都田町「郷ヶ平古墳群」の発掘2011年09月21日 07時16分40秒 で掲載、そして、遠州の遺跡・寺社・地名 87 浜松市北区都田町の郷ヶ平3号墳から馬や琴の埴輪出土2012年08月16日 06時31分25秒 | 遠州古代史 でもお知らせしました。
郷ヶ平古墳群のうち3つの前方後円墳が「在地の豪族3代の墓」とすると、あと残りの円墳はいったい誰のお墓でしょうか?全部で「7」のようですので、7-3=4です。
4人は権力者の妻?子?それとも??
雨宮日記 6月13日(木) 知事選・県議補選の事前投票に行きました
朝、目が覚めるのですが、まだ起きれません。というか、朝は、則子さんが朝食を作ってくれるので、それに甘えて、起きません。
お昼前に「おうちコープ」が来ました。数箱の「常温」「冷蔵」「冷凍」を受け取って、冷蔵庫に入れます。留守の時は、家の前に箱に入れたまま置いておいてくれるのですが、直接、対面で受け取る方が楽ですし、また1週間、家の前に箱が置きっぱなしにならないので、できるだけ、受け取ります。
午後、雨が降りました。慌てて、洗濯物を則子さんが干してなかったか、2階のベランダと家の前の物干し場を見ましたが、なかったのでほっとしました。
☆
午後4時過ぎから、今日の夕食を作り始めます。今日のメインは、ぼくの好きなテンプラです。まず、お汁を作ります。某妻さんのつくる「お汁」は、「お汁ではなくて具」なので、できるだけ入れる「具」を少なくして、オツユであるようにします。具の多いのは「愚」です。うわ!ごめんなさい。ぼくの好みは、というだけです。
テンプラでだいじなのは、薄力粉と水と卵を混ぜる割合です。そして、油の温度です。油の温度は混ぜた粉を油に垂らして、すぐ上昇してくるような温度ですね。ですから、揚げている途中でも、こまめに火の加減を調整します。
今日はナスとサヤエンドウとインゲンのテンプラです。あれ?大葉を買ってきたはずだけど。冷蔵庫のどこかに隠れていて、見当たりませんでした。
則子さんが午後4時過ぎに帰って来ました。あれ?早いね、言ったら,雨だし…ということでした。
雨宮家の「主婦」が早く帰って来てくれるのは、ありがたいです。雨宮家の「主夫」は、まだ新米(しんまい)で、頼りないですからね。
☆
いまは静岡県知事選と静岡県議浜松市中区補選のまっさいちゅう。投票日の16日(日)は会議で静岡市へ行くので、今日、行ってきました。
会場の浜松市役所(浜松中区役所?)へ行ったら、まず「誓約書」というのを書かされました。まあ、形式的なものですし、昔はもっと理由付けがきびしかったようですが、今は簡単です。
誰に投票したかって?それは、当然、投票の秘密、です。ぼくの具体的信念と、候補者が述べている候補者の具体的信念が一致すれば投票するし、一致しなければ投票しない、ということだけです。
☆
夜、則子さんの「指導」も受けながら,始めて「明日の朝のご飯」を「3合」測って、水洗して、炊飯器に入れて、水を入れて、セットしました。
昔と比べれば「簡単」なのでしょうが、それでも五〇年以上、ご飯を炊いたことがない、「非家庭系男子」には「難度」がいです。
でもなんとか明日のご飯、炊けているかな?
雨宮日記 6月11日(火) 台風が近づいて雨に
則子さんは珍しく休みです。午前は「絵手紙」に行きました。帰って来て「割り箸で書くのがおもしろかった」と。
お昼前に、昨夜のテレビ録画「ガリレオ」を見ました。今回は、なかなか良かったけど、敵役の「人格」が低劣なのが、物語の興趣をそいでいると思います。
テレビ「ガリレオ」も後2回。2回は上下連続で、おもしろくなりそうです。必見!
6月末には映画「ガリレオ 真夏の方程式」公開です。ぼくと則子さんと次女の3人でそろって見に行きたいと思ってます。
☆
午後は、ぼくは図書館に行き、則子さんはどこかへバイクで行きました。台風が日本列島南岸に近づいているので,少し風もあります。
図書館で借りていた本9冊を返し、岩波文庫「ファーブル昆虫記①」など、7冊を新たに借りました。図書館を出たら、雨が降り出していました。
則子さんも帰って来て「バイクが調子が悪い」「F1のランプがつきっぱなし」というので解説書を見たら「燃料噴射機構の異常なのでサービスセンターに見てもらうこと」と書いてあります。
則子さんは、バイクを買った近くのS自転車屋さんにバイクを持って行って、「すぐは直らない」というので置いて帰って来ました。
明日、バイクがないと困るというので、車で近くの「中古自転車屋」さんに自転車を買いにいきました。家から車で5分くらいの近いところです。
ママチャリで原価と物入れと保険とで7000円で買って帰りました。
☆
夕食の後、市野のイオン前の「カーマ」へ物入れにかぶせる雨除けと、夏用のすだれを買いに行きました。
ついでに、ぼく用の「保温マグカップ」いや、夏用ですから「保冷マグカップ」を980円で買いました。(この部分は智彦自身の出費です。)
いままでコンビニでペットボトルの「生茶」を1本125円で買ってすませていたのを反省して、自分で、好きな「抹茶入りほうじ茶」を急須で入れて、それを冷まして、日常の「お茶飲み」にしようということです。
「より、おいしく。より、安く」ということです。
雨宮日記 6月10日(月) 浜松城公園芝生広場で友人と測定
お昼前に起きて、父の食事をつくり、いっしょに食べて、午後でかけました。
浜松城公園芝生広場で、友人が「放射線量測定を実際にしてリアルなデータをとりたい」というので、友人で元教師のNさんと2人で芝生を高そうな所を、線を引いて、「5歩」ごとに測定しました。
木曜日、金曜日にぼくが測定したデータと合わせれば、かなり細かい放射線量地図になります。
☆
そのうち、知り合いのO市会議員にお願いしていた、浜松市が把握している「茨城県の芝生で張り替えた地図」と、浜松市が測定したデータが手に入ると思いますので、手に入り次第、詳報します。
☆
仕事はやめても、かなり忙しくて、本格的に、自分の学問研究を書物とパソコンに向かってする時間がなかなか取れません。でも、それをしないと、仕事を辞めた意味がないので、毎日、計画的に「研究」をしたいです。
他のことは後回しでも(うわ!こんなこと書いたら、則子さんが…いえ、家事は優先的にします!本や書類の整理と捨てるのは優先的にします!)
雨宮日記 6月8日(土) まったくの空梅雨、異常気象でしょうか
梅雨入り宣言がされたはずなのに、ほとんど雨は降らず、なんなんでしょうか?
近所のユリがきれいに咲いています。
☆
自然・気象もそうですが、経済も異常で、5月末から、株価が暴落、「アベノミクス」も怪しくなってきました。別名「アホノミクス」というそうですが。
外国投資家は、株価の絶頂を予知して、そこで売り逃げして、大もうけ。アホな一般投資家だけが大損をするという構図なのでしょうか。
写真は、きれいじゃない「株式暴落図」は掲載しないで、きれいなユリの花を掲載します。
雨宮家の歴史 13 「第2部 1-10 下垂(しもだれ)」
明治三十六年、祖父卓二が陸軍を退官して浜松へ帰り、最初に居をかまえたのは、下垂であった。
父福男はまだ開成の四年生だったので東京に残り、次男、次女と妻の四人家族であった。
下垂の地名の由来は、家康が三方が原合戦で敗走中に、馬上から鎧のひもを垂らしたまま、この地を通って城内に入ったので、ひも垂れと地名が着いたが、それがいつの間にか下垂になってしまったという。私の家名の「なかや」が「なかたに」になってしまったことと同じである。
下垂はイメージが悪いという住民の意見で、大正十四年の地籍整理の時、尾張町と改められた。ここには、尾張から移って来た人が多かったからである。
今の中央幼稚園の南側辺りで、ここで四男(明治三十八年)五男(明治四十一年)が生まれた。二人とも改正前だったので、戸籍上では下垂になっている。
父、福男が「チチキトク」の電報で帰ってきたのは、四男が生まれた頃だった。卓二の恩給だけでは食べていけなかった。福男が谷島屋へ入店し、卓二も安心したことであろう。
雨宮日記 6月7日(金) まだ体が慣れないけど、昼間、放射線量調査
仕事がなくなって、まだ体が深夜勤務から慣れないので、深夜12時前に眠れません。少しづつ調節して、だんだん朝起きるようにして、則子さんといっしょに起きて、いっしょに朝の家事をしたいと思っています。
まだ午前10時頃起床です。父とは昼食と夕食を準備して一緒に食べています。
☆
昨日6日と今日は、浜松城公園の芝生広場で問題になっている、少し放射線量がい部分があるので、測定器を持って1人で全面を測定しました。
昨日は全面を、今日は部分的に2カ所ほどい部分をメッシュで細かく測りました。
い部分は、芝生の張り替えで茨城県から芝生を持ってきた部分で、他の部分の倍くらいあります。
い部分が「危険」で、低い部分は「安全」なのではありません。
どんな低い数値でも、低いなりに危険度は存在します。
10ぶんの1の数値なら10分の1の危険性があります。
ただし確率的な、症状発生についての危険度です。全員に起きるのではありません。
い部分は低い部分に比べて「危険度」が少し高くなります。「倍」数値が高くなっても、1年中そこに居座っているのではないので、年間では、そこにいた時間をA時とすると、(A/24)×365分の1、危険度が高くなります。
たとえば12時間とすれば、730分の1高くなります。
もちろん、危険性は可能な限り低くするのが基本です。
あとは科学的に、かつ政治的に、デメリットとメリット、財政を考慮して総合的に決定するのが市民と自治体と国のだいじな役割だと思います。
あなたはどう判断しますか?
☆
昨夜はテンプラを自分であげました。
今日は、遠鉄ストア高林店で、父の好きな芋の煮物と1つ50円のアジフライ2個を買って帰りました。夕食のお汁と、父のおかゆは自分で作りました。アジフライは2個を2つに分けて、1人で2分の1づつにしました。
則子さんも次女も、帰宅が間に合わないので、とうぶんは、父と2人の昼食・夕食です。ぼくは、長々準備をして、よくかまず、喉に流し込んで、あっという間に食べ終わって、どこかへ行ってしまいますが。
父が「智彦は、戦前の軍隊向きの食事だな」と言ってました。父は「健康マニア」(失礼!)なので、健康書の教え通りに、ゆっくりたっぷりかんで食事をします。
☆
父の弟の「Tおじさん」の「四十九日」のお知らせが往復ハガキで来ました。土曜の昼間なので、父と、フリーになったボクの2人で出るつもりです。
☆
6月8日、芝生広場の写真を追加。
雨宮日記 6月5日(水) 昨夜でようやく「仕事」から完全解放
公式の(給料のもらえる)仕事は5月31日でおわったのですが,その後、6月1日と6月5日の仕事を引き継ぎ作業のため、ボランテイアで引き受けました。よって、今朝が、仕事の、ほんとうの最終です。
「今日で終わりだ!」と、F・エンゲルスがタッシー(かな?)に言った気持ちがよくわかります。
でも体はまだ慣れていないので、深夜になると「今日はもうじき仕事だなあ」という気持ちになって、なんとなく「あれ?仕事はない?」「だとすると今から飲んでもいいのかな?」と、心の中で変な葛藤をしてしまいます。
☆
日本列島は、もう梅雨に入ったはずですが、雨はほとんどふらず「空梅雨」です。
☆
則子さんは毎日、「障害者就労支援」の仕事で、農作業です。「家に帰ったら気分転換したい」というので、毎週月曜日夜の「ガリレオ」を録画で見ています。
則子さんと二人で、現実世界の「地獄巡り」を始めて長いです。地獄と言っても、いろんな局面、いろんな局所があって、千差万別です。
別の言い方をすると「聞いて極楽、見て地獄」ですね。
ダンテが『神曲』で、恋人ベアトリーチェに導かれて、地獄→煉獄→天国を遍歴するように、ぼくも愛妻=恋人の則子さんに導かれて,日本列島の地獄巡りをしているように思います。
この平地に魅せられて、仲間にはないしょで一人で通い始めた男の子は、そこに「何かがいる」のではないかと感じ始めます。
そして、その山地の所有者であるおじさんや、野菜売りのトマトおばさんが男の子に語る「小さい人の伝説」は、男の子の感覚を確信に増幅させます。
転居でそこから離れた男の子は、大人になって、その山に戻ってきます。
もう一人の主人公の女の子、いまは保育園の保母さんになった「おちび先生」と、男の子が大人になった「せいたかさん」と謎の影が織りなす、心楽しい出会いの物語です。
☆
以前に「雨宮日記 8月20日(金) ザザで「借りぐらしのアリエッティ」2010年08月21日 05時03分57秒 」で紹介したことがあります。
「むかし読んだ児童文学」ですが、部屋をかたづけていて、この懐かしい本が、出てきました。
解説には「ファンタジー」と書いてありましたが、つまり「SF」の系譜ということですね。本は昭和60年発行ですので、1985年です。
実際は、小学生か中学生で読んだ本だろうと思います。34才以後に、懐かしくて買って読んだような記憶があります。
もし読んだことがない子どもや大人がいたら、絶対おすすめですね。
ドキドキ、ワクワクが満載です。
つまり、男の子や若い男性にとって、① ふしぎな自然のヒミツ、② ふしぎな女性のヒミツ、その2つのヒミツを同時に探求しようという、ぜいたくな物語です。
この本は、その後、シリーズになり、5巻になっています。ぼくはまだ読んでません。ごめんなさい。読みたいけど。
雨宮日記 6月2日(日) いとこの奥さんのお父さんの葬儀
ぼくの父の弟の長男の奥さんのお父さんが亡くなったので、則子さんと葬儀に参列しました。この前の叔父さんの葬儀で白いワイシャツがきちきちだったので、昨夜、則子さんがもう少し胴回りの大きいワイシャツを買ってきてくれました。
父が弟の長男であるKさんの結婚式で仲人をしたのでした。
お父さんは鉄工場のおやじさんで、気さくで陽気な方だったようです。
読経には僧侶が6人も来てびっくりしました。楽器の伴奏までありました。なにか、遠州大念仏に似ていました。
「貴賓館」のスタッフの女性が「遠州は独特な風習があって」「三日」「初七日の法要」のことを言ったので「え!これって遠州だけ?!」とびっくりしました。
骨あげと精進落とし(夕食)には「父のことが心配なので}と午後3時過ぎに帰って来ました。
☆
夕食前に,図書館に電話して予約図書2冊を取りに行きました。久留間鮫造さん『資本論事典』と『経済学史』のはずが、『貨幣論』と『経済学史』に化けていました。まあ、順番はどうでもいいので、まず、これから読め、ということですね。
絶版・品切れの本でも無料で読めるので、図書館って、いいですよ。
☆
夕食後は、午後9時過ぎに、次女が録画した「八重の桜」の今夜の放送を見ました。八重が弟三郎の死の報に、八重にしては珍しく感情的に動揺する場面、西郷が勝海舟の説得を受け入れて江戸無血開城を決意する瞬間、そして京都薩摩屋敷に捉えられたたくまの嘆願書を西郷が読んで牢を訪ねる場面、よかったですね。
そして個人的判断を越えて、歴史に押し流され,会津討伐に押し流される西郷の内心、それも深いですね。
☆
父の本の郵送、7通ほどしました。則子さんが「メール便の出し方、智彦くんも覚えなさい」というのでコンビニで「練習」させられました。
つまり、次からは一人で昼間、お願いね、ということすね。
☆
体が「深夜12時から仕事なので、それまで寝ておかないと」という感じになっているので、あ、もう仕事行かなくていいんだ!と認識する脳と、なんとなく齟齬があります。
体の感性と、脳の悟性がくいちがっている感じですね。
言葉で「今夜は仕事がないんだ」と声に出さないと、不安な感じです。