こんばんは
今日はメインの職場で働いた後、実験に行き・・・その後友人と飲んでいました。
最近飲んでばっかり♪
いや、今日の飲みは重要だったのです。ある意味、僕からのお祝いという事で・・・。僕も二年後くらいには・・・同じような行動をとる事でしょう。
本題です。
実験の合間に「厚生労働」2008年3月号に「後期高齢者医療制度」の特集記事があったので読んでいました。
記事のはじめのほうに・・・
「いつでも、どこでも適切な医療を受けることができる医療制度」を持続させていく事を目的に・・・・・
って、すでに破綻しているから持続は出来ません!
そう突っ込みを入れたくなるところですが、もう少し読み進めていきますと 具体的な改革としては
①安心、信頼の医療の確保と予防の重視
②医療費適正化の総合的な推進
③超高齢化社会を展望した新しい高齢化者医療制度の設立
とかかれています
①予防する事で治療費が安くなる。だから予防は重要・・・・って、そうではなくて予防はお金が安くなるから重要ではないでしょう?
お金だけであれば、治療費は安くなっても「予防医学」のためにお金はもっとかかりそうですけど。 健診の代金、医療教育の診療費、引っかかる人が多いのでそれに関してのお金・・・。
いずれにせよ、国民の健康増進のために行うのであればともかく、医療費だけであれば本末転倒。お金はもっとかかるでしょうよ。ついでに、国が医療費を優先しているのが笑える
②医療費適正化・・・・って、何を持って適正というのか?「医療保険制度を将来にわたり持続可能とするために、医療費について過度の増大を招かないよう、その伸びの適正化をはかり・・・・・」「糖尿病などの患者、予備群の減少、在院日数の短縮をはかる・・・。」「医療費の無駄を常に点検すると共に・・・・」 やはり、わかってはいたけど「医療費の増大を抑える事だけ」が主眼なんだ。
国民の健康のためではなくて・・・ 医療費の無駄の前に国家会計の無駄を常に点検してください。
③現行の制度では「現役世代」と「高齢者世代」の負担の不公平・・・・ 将来的なものを考えての書き方ならともかく(一応、将来維持できるようにと書いているが・・・そういう考えはあるまい)、この書き方では・・・・。 更に読んでいくと・・・・表があり・・・・。 後期高齢者にふさわしい医療の体系
1、急性期入院医療に合っても、治療後の生活を見越した高齢者の評価とマネジメントが必要 →それは・・・・急性期治療の中、社会復帰できなさそうであれば治療を控えろという事か? 文章を読むとそう考えざるを得ないのだが(厚生労働白書なども含めて)
2、在宅を重視した医療訪問診療、訪問看護など・・・と書かれているが、今の医療体制では不可能です。 訪問看護を増やして、そこと各地域の診療所をいかに結びつけるかとか、そのような具体策がほしいです。
3、介護保険などの他のサービスと連携の取れた一体的なサービス提供 →国の介護保険サービスがきちんと機能していれば、厚生労働白書で問題にあげているような「社会的入院」は減ります
4、安らかな終末期を迎えるための医療 十分な疼痛緩和ケア・・・という事ですが、まだ日本は疼痛管理は弱いほうだと思いますし、専門医の数も足りません。専門医の数が足りない=研修してそれを学んでいく人間の数も少ない・・・そういうことです。
いろいろな事が書いてありますが・・・現実にそぐわない・・・という印象しかないです。これが実施可能な体制なのか・・・体制が出来てから制度が施行されるべきで、制度が出来てから体制を準備しなさいなどという考え方はどうかと思う。
それとも現実の認識がやはり甘いのだろうか?
これだけ、多くの人に問題にされているのに・・・・・。
厚生労働白書も19年度をもう一度第1章から第4章までは読み直しました。突っ込みどころ満載でしたが、これはまた今度にします。
さて、話を変えますが・・・・諸葛亮孔明ってご存知ですか?
有名ですよね。三国志にでてくる「蜀」の軍師です。
彼が子孫のために残した家訓ってご存知ですか?
諸葛亮孔明は有名なのに、あまり家訓って知られてないですよね。
諸葛亮の家訓って気になりませんか?
こんな家訓です
「優れた人は静かに身を修め、徳を養う。無欲でなければ志は立たず。穏やかでなければ道はまた遠い。学問は静から、才能は学から生まれる。学ぶ事で才能は開花する。志がなければ学問の完成はない。」
という奴です。
これを読むと「無欲に・・・人のためになるよう(何らかの)志を立てて、学んでいく事が重要」であるといっているように思う。
無欲である事、志を持つ事が重要なのだろう。
そんな事を考えて、この家訓を読んでみました。
さて、昨日の記事のアクセス数。新しいBlogにしてから初めて500を超えました。昔のM3のころに比べれば、まだ少ないですが・・・よく戻してきたものよ・・・。
これからも頑張りますので、応援よろしくお願いいたします (なお、現在32位。また、25位以内を目指したいです。応援よろしくお願いいたします)