こんばんは
今日は激しく運動をする予定でしたが、昼過ぎから体調を崩し・・・ダウン中です・・・。
家に薬があるし、自分で症状にあわせて内服薬を決めれるから・・・こういう時は医者っていいよね・・・と思います。 明日までに治さないと・・・・
さて、今日はこの記事を紹介したくて、Blogを作っております
<ジェネリック医薬品>生活保護受給者は使用を…厚労省通知
4月27日2時31分配信 毎日新聞
全額公費負担で医療を受けている生活保護受給者への投薬には、価格の安いジェネリック(後発)医薬品を使うよう本人に指導することを厚生労働省が都道府県や政令市などに通知していることが分かった。指導に従わなかった場合、生活保護手当などの一時停止や打ち切りを検討すべきだとしている。後発薬は価格が安い半面、有効性などについての情報不足から使用に抵抗感を持つ医師や患者もおり、専門家から「患者が選択できないのは問題だ」と批判が上がっている。
◇専門家「患者の選択権奪う」 後発薬は、研究や臨床試験を経て認可された先発医薬品の特許が切れた後に同じ主成分を使って製造されるため、多額の研究開発費がかからず安い。認可時には、血液中に成分が浸透する速さや濃度が先発薬と同じかどうかを確認する試験などがあり、国は「有効性や安全性は先発薬と同等」と判断。年々増大する医療費の削減に有効として使用を促進しており、08年度は後発薬の使用により220億円の医療費削減を掲げている。
一方、主成分以外の溶剤やコーティング剤などが先発薬と違うことなどから、「先発薬と(効能が)まったく同じではない」として、後発薬の使用に抵抗や不安を感じる医師や患者もいる。
通知は4月1日付。医学的理由で医師から指示され先発薬を使う場合を除き、生活保護者が医療機関で薬を処方される際、都道府県や政令市などの所管する福祉事務所が後発薬を使うよう本人に周知徹底する、としている。これを受け生活保護者は、医療機関で受診する際、後発薬を処方するよう医師に求めることになる。先発薬を使い続けている生活保護者については福祉事務所が診療報酬明細書をチェックし、正当な理由がない場合は口頭や文書で指導する。それでも従わない場合は保護の一時停止や打ち切りを検討するとしている。
厚労省保護課は「生活保護の医療扶助は最低限の医療を受けてもらうのが目的。安全性や効用が同じなので安い後発薬の使用に問題はない。窓口で3割負担する人と比べ、負担のない受給者は(自ら)後発薬を選ぶ動機が働きにくく、制度に強制力を持たせないといけない」と説明している。【柳原美砂子】
◇強制はおかしい
医事評論家の水野肇さんの話 後発薬は先発薬と完全に同じものではなく、服用している薬を変えられれば不安を感じる患者もいるだろう。国が安全性や有効性を十分証明した上で、患者が自由に選べることが重要。生活保護受給者だからといって後発薬を事実上強制するのはおかしい。
◇ことば…ジェネリック(後発)医薬品
先発医薬品(新薬)の特許(20~25年)が切れた後、同じ成分で製造される薬。ジェネリックは商品名でなく、成分の一般名(generic name)で呼ぶことに由来する。開発コストは新薬の数百億円に対し、数千万~1億円程度と低く、価格は先発薬の約7~2割。普及すれば薬剤費を大幅にカットできるとされるが、国内の普及率は17%(06年)にとどまり、6割前後の欧米諸国と比べ著しく低い。後発薬メーカーは約240社、認可された後発薬は約6000品目あり、先発薬(約3000品目)より多い。
最終更新:4月27日2時31分
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皆さんはこの記事を見てどう感じられましたでしょうか。
僕は二つ感じました。 一つは
「生活保護者だから、ジェネリックにしなさい・・・というのはおかしい」
という意見
もう一つは
「自己負担がないから、ジェネリックを使用する動機が働きにくいというのは正しい。」
というもの。
1つ目の生活保護者だからジェネリック・・・というのは、生活保護者の「自由」を制限しており、人権の問題からおかしいという事。
機会の平等に反する、選択の自由に反する。
2つ目は「動機が低い」というのは確かだと思う。一部の官僚も「バンバン」税金で(「タクシーチケット」)移動をしたり、様々な交流をしたりするという。 自分の金ではないと思うと、確かに動機が下がるだろう。自分たちもしているから良くわかるのでしょうね・・・(一部の)官僚の方々は。
けど、それは正しいと思う。
しかし、強制をするのはおかしいし、そもそも生活保護を打ち切るというのはおかしい。 ジェネリックにするように働きかけるという事は必要だと思うが、保護の打ち切りなど罰則規定を設けることは、国としてはやってはいけない事だろう。
これは医者としてではなくて、人としてそう思う。
このジェネリック医薬品の問題に関して、ジェネリックを奨励する事はやっても良いが、生活保護の打ち切りなどは行ってはならないと思われる方、是非応援をよろしくお願いいたします
http://blog.with2.net/link.php?602868
さて、ジェネリック医薬品に関しては、僕も職場の看護師さんたちには
「効果が同等かどうかはわからない。ただ、正直に言えばクリティカルなものでなければジェネリックのほうが良いと思う」
と、言っています。
絶対に使わないのは「抗がん剤のジェネリック」。これは本当に同等だと証明されなければ、正直使いたくない。個人的には使わない。同等ではないと証明されてしまった時に、多くの患者さんが不幸になるし・・・その事を自分自身が許せなくなってしまうから
高血圧もあまり使おうとは思わなかったが、しっかり下がってきているので(数値でわかるから)最近は使用中。
逆にむしろ使おうと思うのは、風邪のときに処方するようなもの、高尿酸血症などの薬、ある種の胃薬。
医者も基準を設けて(ジェネリックを)処方はしていると思うのですけどね・・・?
そんな事を考えています。
明日は実験をして・・・・何か出来れば(可能だったらFACSで・・・培養している細胞の性質を確認したいところ)やろうと思っています。
それまでに体調を戻しておかないと・・・・。