▽ 臨濟寺正面(葵区・大岩町・7番)
▽方丈前
▽ 庭園は数年先まで改修工事中です。右手奥に見えるのは茶室です。
▽ 竹千代君手摺之間
(人質時代の家康がここで雪斎禅師に学問を授けられたという)
▽ 手摺之間の天井です。
▽ 義元公廟の説明
▽ 義元公廟 (訪ねた時間が遅くすでに扉は閉められています。)
今川の時代の駿府はどのような町であったのか考えることがあります。
自分の頭のなかに描くイメージとしては、
賤機山(しずはたやま)を中心に据えて
西の京と言われる現在の山口市の印象を重ね合わせたりするのですが・・・・
今川の時代の駿府の町そのものは武田勢によって
ことごとく焼かれてしまっているせいか
駿府の地図というと家康以降のものしかなく
当時の地図や資料などは残っていないようで
町割りの町名などが断片的に判明しているだけのようです。
そんな状況のなかで「臨濟寺」は
数少ない今川の時代をしのぶことのできる場所かもしれません。
(余談ながら、静岡市民は「りんさいじ」と言うことが多いのですが、
正式には「りんざいじ」です。)
このお寺は、禅宗系のお寺で修行の場であるため
通常は拝観することはできませんが、
近年、年に2回ほど拝観することが許されるようになったようです。
一昨日の5月19日は、
今川義元公の命日忌であるため特別公開がされるため訪ねてみました。
午前中、所要があり現地に着いたのが受付時間ぎりぎりの2時半でしたので
大急ぎでの拝観となってしまいました。
1年ぶりだったのですが、忘却していたところもあり、
思いを新たにして拝観いたしました。
なお、写真は「shizuokanohahaさん」が鮮明に撮っていらっしゃるので、そちらも御覧になってください。
shizuokanohahaさんのブログ「しぞーかとわたし」
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