◆日本で通り名(街路名)があまり定着していないのは、
ヨーロッパの都市のように「通り名(街路名)=住所名」ではないことが災いしていると思われます。
そればかりか霞が関のお役人は、
江戸期からのほとんどの城下町では
街路に沿って町名が付けられていた(いわゆる両側町)のに
行政効率優先の「住居表示制度」というのを考え出し
わざわざ分かりにくい街区方式の町名に変更を強制しました。
(1962年の「住居表示に関する法律」の施行時には、
○○年までに実施しろといった努力目標が盛り込まれていたので、
60年代、全国の多くの都市で町名変更が行われた。
全く従わなかったのは京都市だけだと思われる。)
もちろん、急激に農地等が宅地化していったような地区では、
その従前の「大字」のままでは非常に分かりづらくなっていたので、
住居表示制度は有効であったことを認めるものですが・・・・
日本の住居表示制度の最大の欠点は、
住民を管理するという観点からしか制度が考えられていないことです。
たとえば、ヨーロッパの都市では
「○○通り○番地」と聞けば現地がどこなのかおおよその見当がつくのに対し、
日本のそれは「○丁目○番○号」と正確な所在地を聞いたとしても
現地がどこなのか地図なしではさっぱり分かりません。
そんな反省からか
国土交通省では「通り名」を付ける試みを始めているようです。
このことは、ひとつの前進で評価すべきだと思われます。
ただ、住居表示制度の実施で、
住居表示地区の住民は住所を表す「住居表示番号(ハウス番号)」と、
土地の登記や固定資産税の課税などに使われる「土地の番号(いわゆる番地)」と
二つの番号を覚えなくてはならなくなっています。
さらに通りの名前(街路名)となると3種類を使いわけなくてはならないので、
実際に通り名(街路名)が定着するのかどうかむずかしい面もあると思われます。
国土交通省の「通り名」に関するHP
※9月26日、文章を一部補綴しました。
ヨーロッパの都市のように「通り名(街路名)=住所名」ではないことが災いしていると思われます。
そればかりか霞が関のお役人は、
江戸期からのほとんどの城下町では
街路に沿って町名が付けられていた(いわゆる両側町)のに
行政効率優先の「住居表示制度」というのを考え出し
わざわざ分かりにくい街区方式の町名に変更を強制しました。
(1962年の「住居表示に関する法律」の施行時には、
○○年までに実施しろといった努力目標が盛り込まれていたので、
60年代、全国の多くの都市で町名変更が行われた。
全く従わなかったのは京都市だけだと思われる。)
もちろん、急激に農地等が宅地化していったような地区では、
その従前の「大字」のままでは非常に分かりづらくなっていたので、
住居表示制度は有効であったことを認めるものですが・・・・
日本の住居表示制度の最大の欠点は、
住民を管理するという観点からしか制度が考えられていないことです。
たとえば、ヨーロッパの都市では
「○○通り○番地」と聞けば現地がどこなのかおおよその見当がつくのに対し、
日本のそれは「○丁目○番○号」と正確な所在地を聞いたとしても
現地がどこなのか地図なしではさっぱり分かりません。
そんな反省からか
国土交通省では「通り名」を付ける試みを始めているようです。
このことは、ひとつの前進で評価すべきだと思われます。
ただ、住居表示制度の実施で、
住居表示地区の住民は住所を表す「住居表示番号(ハウス番号)」と、
土地の登記や固定資産税の課税などに使われる「土地の番号(いわゆる番地)」と
二つの番号を覚えなくてはならなくなっています。
さらに通りの名前(街路名)となると3種類を使いわけなくてはならないので、
実際に通り名(街路名)が定着するのかどうかむずかしい面もあると思われます。
国土交通省の「通り名」に関するHP
※9月26日、文章を一部補綴しました。