七間町通りを中心とした地域に映画館が集積することとなったのは
慶喜公の警護のために静岡へ来た江戸の町火消、新門辰五郎が
関わった芝居小屋の玉川座(のち、小川座を経て若竹座)が
旧寺町三丁目にできたのがその起源だと言われています。
(こちらの七間町のHP参照)
(余談ながら、新門辰五郎は慶喜公の警護を清水の次郎長に託して1871年東京へ戻った)
その七間町通りに
2月23日~27日開催の
シズオカ_シネマパーク_フェスティバルのフラッグが
掲げられました。
七間町の映画館のうち静活系の映画館は
この秋、鷹匠町(たかじょうまち)へ移転し
七間町から撤退すると言われています。
街かどから映画館が消えても
来年以降もこの催しは継続されるのでしょうか?
静活系の映画館がなくなると
七間町に残るのは
東宝会館だけになるのですが
その東宝会館では現在リニューアル工事が行われています。
リニューアル工事をするということは
たとえ静活系の映画館がなくなったも
この七間町に残るという決意表明のようにも思えてきます。
かろうじて
七間町の栄光が保たれるということでしょうか・・・