駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

バリアフリーとバリアあり~

2011年07月07日 07時07分07秒 | 新静岡ターミナル
▽ 渡るが勝ち! 横断禁止の標識など意味がない(笑)





工事中の新静岡ターミナル前の北街道です。

ここ(下図の×印)は
工事に入る前は10mほど北側に
横断地下道が設けられてゐたこともあり
横断禁止となってゐるのですが
最近、ここを横断する人が非常に増えているやうです。
横断歩道も設けられてゐないため
ちょいと危険な状態だと思はれます。

3月25日までは新静岡駅と県庁方面への出入りは
図の緑で示した経路がメインでしたが
工事の進展に伴い3月26日からは
ビル1階にコンコースが仮開通し
“けやき通り”方面へ直接出られることになり
そちらがメインの通路となりました。





県庁方面へは橙色で記した経路が推奨されているやうですが
江川町交差点は横断地下道を通らなければ渡れない構造になっています。
(さすがに交通量の多い江川町交差点を地下道を無視して横断するのは大変)
このことが赤線で示した経路を通る人が増える結果となってゐるようです。
(江川町交差点は自転車も横断しづらく、多くの自転車もここを横断する。)

つまり
工事前のターミナルは
電車もバスも基本的に地階を通る構造でバリアありであったものが
バリアフリー化で地階を通らなくてもいいやうな構造に改められても
周辺道路の横断にはバリアありとなっていることが
このような結果になってゐるということでしょう。

それにしても
江川町交差点に横断地下道が設けられたのは1966年で
当時としてはやむを得ない選択であったと思はれますが
バリアフリーの観点からはもちろん(一部エレベーターが設置されてはゐますが)
自由に横断できないことにより街の“にぎはい”さえも阻害してゐます。

そろそろ横断地下道を廃止して
スクランブル交差点に変更すべきときだと
思はれるのですが・・・・
コメント
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