駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

江崎書店呉服町本店が閉店

2011年10月12日 10時12分00秒 | 街かどのラプソディー
▽ もう呉服町では心の翼をひろげられない。

 ▽ 常に地価が県下一高い呉六名店街に位置する




呉六名店街にある
江崎書店本店が2011年10月11日限りで閉店しました。

静岡駅ビル内のパルシェ店を増床して
呉服町の本店は閉店するということは
早くから告知されていましたから
閉鎖された店舗を見て
驚ろかされるということはないものの
街かどから文化の香りが失われるような
喪失感は否定できません。

かつては街かどごとにあった書店も
紺屋町葵タワー内に戸田書店呉服町本店はあるものの
中心商店街のいわゆる路面店は
谷島屋書店呉服町本店だけになってしまいました。

本が売れない時代となって
地価の高い繁華街の路面店では
他の収益の高いものを扱った方が有利で
駅ビル内のような便利な場所の大型書店でなければ
生き残りは困難な時代となってしまったようです。

 

 町かどごとにあった書店



 静岡市の中心市街地にある大型書店(朝日新聞記事から)
 戸田書店静岡本店
(紺屋町・葵タワー内) 850坪 60万冊
 丸善&ジュンク堂新静岡店
(鷹匠一丁目・新静岡セノバ内) 700坪 70万冊
 谷島屋書店呉服町本店
(呉服町二丁目) 400坪 40万冊
 江崎書店パルシェ店
(黒金町・JR静岡駅ビル) 205坪 15万冊 


追 記
江崎書店は静岡駅ビルパルシェ内に移転したものの
パルシェの改装時(2017年)に閉店してしまいました.


関連記事
 谷島屋呉服町本店が閉店はこちらから

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 紺屋町地下街が改修工事 | トップ | 静岡駅近くに残るなつかしい風景 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
残念です。 (ふぁいぶ)
2011-10-12 12:35:36
静岡同様、清水でも戸田書店本店が閉まってしまい、大変残念です。閉店ではないようですが、いつも開いていたお店が閉まっているのは、寂しいものです。
返信する
Unknown (manamana)
2011-10-12 20:57:44
はじめまして。
さいきんお邪魔していましたが、コメントは初めてです。
実は25~20年前まで静岡市水落町に住んでいて、
この本屋さんや、すみやさん、谷島屋さんとか通っていました。
谷島屋さんの色違いのしおり、
今も変わっていないでしょうか。
返信する
>ふぁいぶ さま (あおい君)
2011-10-13 06:09:25
呉服町でも江崎書店のあるブロックは常に地価が県内一のところです。
他店との競合もさることながら、もっと利潤の上がるものを扱う店でないと
割が合わないのかもしれません。
(図書でもよほど売れればいいのでしょうが)
返信する
>manamana さま (あおい君)
2011-10-13 06:19:39
静岡市中心部の本屋はみなしおりを独自につくっていますね。
吉見書店などかなり力が入っていたと思います。(吉見書店は今回の江崎書店のように七間町の店は事務部門だけ残して閉鎖されてしまった。)
こちらのサイトにしおりについての記述があり参考になると思います。

http://homepage2.nifty.com/bcover/sanpo/Sanpo/honya.html
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。