関西では街のあちこちにタコ焼き屋さんを見かけますが、
静岡市内ではあまり見かけることはありません。
全国展開するたこ焼き屋が街角やデパートなどに出店しても、
すぐに撤退してしまいます。
タコ焼きが嫌いということではないのですが、
それほど始終食べたいものでもないというのが一般的な市民の感覚なのかもしれません。
(駄菓子屋に“おでん”があるくらいなので、おでんの方が好みか?)
そんななかで紺屋町のヨコヤマはけっこう目立つ存在でした。
そのヨコヤマが11月で閉店してしまいました。
掲示されている閉店のあいさつによると60年間ここで営業していたとか
この店は包装紙にフランス語が書いてあったりしてユニークだったのに、
ちょっと残念です。
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静岡市内では駄菓子屋でおでんを売っているのはありふれた風景です。
▽この店があるところは、坪100万円(路線価)以上するところなので、たこ焼き屋では効率が悪いのはたしかなので、閉店も仕方がないのかもしれません。
しかし、「閉店」の貼り紙はちょっと切なさを感じます。リニューアルオープンとかのお知らせなら期待できるのですが。街角の味が少しずつ消えていくのがとても淋しいですね。
この店の「亡き父の後を継ぎ・・・」の件(くだり)は、感動的ですらあります。
つい目がいってしまいます。
その文章にこめられているいろいろな
思いを感じます。
この張り紙にも多くの想いがこめられているように感じます。