玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

必要に迫られて

2005年11月21日 | 捨て猫の独り言
 ネットで料理情報も検索しはじめた。といっても検索したのはまだ肉野菜炒めだけ。その他新聞雑誌などのレシピ欄に目がいくようになった。必要に迫られて料理を作る。これがきっかけで私の調理法がグレードアップした。ベテランから見れば先刻ご承知のことばかり。肉野菜炒めはつぎのように変化した。豚バラ肉を塩コショウと酒としょう油とかたくり粉で下ごしらえしておく。まずにんにくとしょうがを炒めてかおりをだし、つぎに肉を加えて焼き色がつくまで炒める。続いて野菜を炒め調味料をくわえて最後にごま油をまわしかける。私はこれまでかたくり粉、にんにく、しょうが、ごま油を使わなかった。

 娘がカレーを食べたいという。肉野菜炒めのつぎはNHKガッテン流薩摩汁(豚汁)のつもりでいた。予定を変更してカレーにした。ネットでなく高等学校家庭科版 「わが家の味」 にある 「長谷川さんちのカレー」 をえらんだ。娘が一口食べたあとに言った。「長谷川さんちのお父さんはどこかのシェフかも。きっとそうよ」 

 フランス語で酒のアルコール分を燃やすことをフランベ月桂樹がローリエであることを知った。そういえばわが家の前の持ち主は一人暮らしのおばあちゃんで月桂樹や山椒の木を植えていた。私たちが移り住んでからは虫がつきやすいということで2本とも失う。今となっては悔やまれる。下記の「長谷川さんちのカレー」 を一度おためしください。

 赤身の多い豚バラ肉(フライパンで表面を焼いてワインでフランベする) 玉ねぎ大5個・りんご1個(くし切り) にんじん大2本・土しょうが2かけ(皮ごとすりおろす) ブラックチョコ1枚(80g) インスタントコーヒー小さじ2 コンソメの素1個 胡椒少々 ローリエ2~3枚 
 ①すべての材料を圧力鍋に入れて材料にかぶるくらい(少なめ)の水を入れて煮る。  ②煮あがりに加水しカレールーを2箱入れコトコト煮る。  ③最後にカレー粉を少々ふり入れて出来上がり。

 にんじんと土しょうがのすりおろし、ブラックチョコなどに驚く。娘は友達にも食べさせると鍋に入れて半分持ち帰った。

   

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする