職場の机に座ってまずやることはパソコンを立ち上げることです。ニュースの項目をチェックしてつぎはMLBの試合速報に移ります。ほぼ14時間の時差があるMLBの全試合が速報されています。不謹慎なことに仕事中にお目当ての試合を選んでリアルタイムで一球ごとの試合経過を知ることができます。こんな環境ですから一昔前より仕事に取り組んでいない時間が増えていることは間違いないところです。
テレビでは連日衛星放送で映像を楽しめます。午前中は完全中継があり、午後9時半からはMLBハイライトがあります。日本人選手の所属するチームを中心とした番組編成です。アメリカンリーグの東地区がよく放送されます。いつしか私はその中のボストンレッドソックスのファンになっていました。基本に忠実で個性的な選手が多くバランスがとれた伝統のあるチームです。
シーズン前にWBCの試合が組まれています。日本が2連勝しましたが、それに出場した選手の中から故障者が続出しました。私には無理な企画に思われてなりません。不参加を表明する選手が多く出てくることを期待しています。アメリカではボストンレッドソックスのペドロイヤとユーキリスが賢明にもWBCの途中で故障を理由にチームから離脱しています。
日本ではドーム球場が多くなってきていますが、ニューヨークにあるヤンキーズの今年オープンの新球場はドーム球場ではありません。野球が青空のもとでできることが保証されたことを喜びたいと思います。そのヤンキーズは新球場で迎える今年のWシリーズ制覇を狙って、補強に大金を費やすことをいとわない姿勢を見せて話題になりました。しかし現在の成績は低迷しています。かつて日本の読売巨人軍が他球団の4番バッターをかき集めながら不振だったことを思い出します。