玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

アトランタ・新学期

2018年08月20日 | アトランタ便り

 この時期は何かとせわしい。学校では担任・クラスメートが変わり第2言語の新教科(中国語を選択)も加わった。娘も私も、これからは中国語が必要と考えていただけに本人の選択を喜んだ。しかしいざ始まってみるとこれが難しいらしく、解らないとぐずりだした。やっぱりそうかと娘は痛く納得している。この地域は学校区が良くて教育熱心な親を持つアジア人が多く、ご近所にも米国人より韓国・台湾・インドの方が多いようだ。「話せる人もそうでない人も一緒に勉強するの」と本人は言い、今週中にテストがあると嘆く。私はそのテストによってクラス分けがなされる筈と見ているのだが、当初は「解るとドンドン進むからゆっくりでいいのよ」と呑気の構えだった娘が、子供の友達の親に助けを求めた。

 その方は、私も進級の手続きのため孫等と共に学校でお会いした際挨拶を交わしていた。ご両親共々台湾の大学を出た後、米国で更に学ばれ大の親日家でご主人は日本語も話せるという。昨日テニスの後になったが、初めてそのお宅での個人レッスンが始まった。お返しに娘がその方に日本語と教えることになったようだ。近場で子供同士が行き合いするなか家で、又はプールサイドでこういった関係が築けるのは都合がいい。その方ニューヨーク方面から転入されており、「この辺りは日本の食材が入手しにくい」と嘆かれる程日本食が好きらしい。娘もお呼ばれした事はあるけど、逆は未だないから是非私のいる間にお呼びしたいと言っている。

 ほぼ毎週末、父親宅で過ごす孫2人は今回はコチラで過ごした。先ず9時から初テニスが始まった。プールサイドにあるテニスコートに、小学生後半の生徒が順次集まり(計6~7人)練習が始まった。コーチは外部からやってくる中国人の30代後半の男性。私は約1時間ベンンチサイドに座り、子らの練習とコーチの指導ぶりを観察していた。他の子供に球を配給しながら2人にはコート周りを走らせる。次いで打球する子の後につかせ見せる。ついで配給し打たせる。初心者である孫らの打つ球は真上に上がる。”グッド・エクセレント”と連発して褒める。暫し後、自分が打ち分けてラケットの向きと球の方向をみせていた。練習の終わりには子供同士やらせていたが、コーチの配給下にない球の為お互いに全く返球できないでいた。今・来週から今までフルート一つだったお稽古に、近場ではあるが中国語・サッカー(夕方)・テニスが加わることになってサテどうなる事やら。運動がストレス解消になることを願わずにはいられない。

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