その為に昨年娘が選んで引っ越してきたこの新興住宅地は、いい学校区らしく建築ラッシュ中である。アジア人の親の教育熱心さはつとに有名だが、日本人は半年遅れで引っ越されてきた駐在員家族のみの様だ。幸運にも隣3軒目で、日中車なしの私を自分の用事のついでに連れ出し、落としてくださるので大いに助かっている。その方に誘われて教会での英語レッスンに2回同席させて頂き、次回(火)は最後のレッスンになる。
その方が私を皆さんに紹介して下さり、ゲストとして迎えられた私も簡単な自己紹介をした。生徒は私を含め日本人5人・台湾・中国各1人とシニアの先生3人。ランチを含め約3時間。プリント2枚が配られた。ポエムの様だ。ヤバイ!!私は数字・歌詞・ポエムは難解なので、長年完全に距離を置いていたのだ。「early Morning Rain」と題され詩が配られ段落毎に解釈される。シニア3人の理解も時に微妙に違いがある様だ?ストーリーは展開するのだが、言葉がはしょられたり、例えがあったり、象徴化されたりで、例え語彙の意味がとれても文としての理解は容易ではない。やっぱり歌唱だった!。最後はペーパーを伏せ歌詞を聞き取る。ついで印字を追う。意味が取れると、歌は柔らかく心を打った。2回目は「Leaving on a Jet Plane」で前回より幾らかよく聞き取れた。歌唱は苦手意識があったけれど、柔らかい歌声は私を魅了した。どこかで入手すべくレコード盤を転記しておいたけれど、果たしてその手筈を取る所迄ゆくかどうか。
さて私の滞在もあと10日間となった。先週末は娘の誕生祝に数人を呼んだ。今夜は、孫娘が中国語を習うことになった台湾人3人家族を夕食に呼ぶ。大の日本料理好きと聞き及んで私が振る舞うことになった。日本語が通じるご主人と通じない御夫人だ。隣の連れ出して下さる奥様とは水曜日にランチを我が家でする。使い勝手の違うキッチンや食材・鍋・事足りない茶碗・皿だけどそれも私のヤリクリ算段で乗り切っている。