玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

新緑の球場へ

2005年05月08日 | 捨て猫の独り言
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我が家から西武球場まで自転車で1時間である。東京都の多摩湖と埼玉県の狭山湖の湖畔にある。丘の斜面を利用して観客席ができているから、試合の途中ふと目をそらすと、風にそよぐ木の葉の輝きを見ることができる。なかなか緑豊かな球場だ。

年に一度は、新緑の季節に多摩湖自転車道を通って球場に出かけていた。途中の急な坂道を息切れしながらいつまでこの坂道を登れるかなどと考える。風を切って走る木漏れ日のアップダウンのコースは心地よい。途中で紙パックの日本酒一合を3箱と、つまみ、弁当を仕入れる。試合開始の2時間ほど前に内野自由席に陣取り、両チームの練習を見ながら昼間から飲み食いすると少し贅沢な気分になる。途中7回終了ぐらいにひきあげる。

ファンクラブは入会金3000円である。1999年からの会員である。この年にはドームが完成し、松坂大輔投手(背番号18)、赤田将吾外野手(背番号9)が入団した。赤田は鹿児島出身のイケメンで、2人ともいまは25歳だ。ファンクラブの特典は、ウェストポーチなどの年度替りの記念品とA4判170頁のファンブックとそれに内野自由席招待券2枚さらに平日ナイター指定席券2枚である。記念品はなかなか丈夫で利用しやすく日常的に愛用しているものが多い。

今年は我が家の自転車が1台になったことが原因で2人で電車で出かけた。5月4日のことだ。引換券で試合開催日に球場前で記念品を手に入れるために西武球場に出かける。年に一度の西武球場参りである。なんと安上がりなゴールデンウィークの過ごし方であろうか。プロ野球界も大きな変化の兆しがある。西武も2軍名称がインボイスに変更され西武ドームがインボイス西武ドームと改称された。来年もファンクラブに入るかどうかは思案中である。しかし何かやり残したような気がする多摩湖自転車道のサイクリングは近いうちに実現したい。本文内の写真はクリックで拡大します。

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