玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*身体の使用期限

2021年09月23日 | 捨て猫の独り言

 大相撲の「翔猿」はとても個性的な力士だ。しこ名にしてからがそうである。同じ幕内に兄の「英乃海」がいるが、甘えが出ないようにと兄弟別々の部屋に入門したという。美容液で肌の手入れをして、土俵上では美しい肉体を見てもらおうというサービス精神のもち主である。

 肌の手入れというものを考えたことがなかった。ここ数年、手首から肘までの左右の前腕が固いものに接触すると、かならずといっていいほど内出血する。私の肌はまるで乾燥したタマネギの薄皮のようなのである。だから、肌の手入れに長年努力されている女性の皆さまと翔猿には敬意を表するものです。

 家の中で肩のあたりを柱にぶつけることが多くなった。意識と体の動きにズレが生じているらしい。私の場合60歳前後から右の眼、70歳頃に右の耳が機能不全になっている。偶然なのかどうかいずれも右半身に生じている。それに右利きだからなのか、ぶつけるのも右半身が多い。

 つい最近、家の中で右に曲がろうとして柱に右足の小指をしこたまぶつけた。ところが数時間後に小指は緋色に染まっている。動くのでどうやら骨折はしてない、内出血だけですんだようだ。これもまた右半身をやられている。そしてスリッパは保温ばかりでなく事故防止にもなるのだと気づいた。

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