玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*柿と梅

2021年09月27日 | 捨て猫の独り言

 しきりに柿の木が葉を落としている。見上げると収穫できる柿の実の数がはっきりしてきた。かなり心配していたが、少ないながら数は例年並みの収穫量のようだ。種があり、しかも虫が入りとても商品にはならないが店頭の柿を買わずに済んでいる。(またしてもハチの巣が)

 

 庭の樹木はすべて庭師さんが選んだものだ。この柿の木は高木すぎて毎年収穫に苦労する。手を伸ばすと、もぎることができる高さのものがあることを知り、悔やんでみたところで後の祭りだ。高いところの実をつかみ取る道具も市販されているようだがそれを手に入れようとは思わない。

 木の高さを低く抑えようとして、上にのびる枝はできるだけ切り捨てる。また柿の木は隣との境界に在るので隣りへのびる枝も切り落とす。したがって公道に沿って自宅の方へ、木の幹から非対称に横になびく枝ぶりになっている。

 

 早世した庭師さんが配置した梅の木は、痛みが激しく幹の空洞化が進行している。ここ数年は毎年のようにアブラムシが発生し、梅の実を収穫しなくなって久しい。ひと思いに切り倒すことも考えたが、早春に咲く梅の花が惜しまれた。先日アブラムシの洗礼を受けながらほぼ半分ぐらいの樹形になるまで剪定を行った。梅の木には棘がある。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« *身体の使用期限 | トップ | *明生が関脇を守る »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

捨て猫の独り言」カテゴリの最新記事