都に雨の降るごとく わが心にも涙ふる
心のそこににじみいる この侘しさは何ならむ
高校時代に仲のよい友達同士で始めた「君のノート」と名づけた古びたノートが先日出てきました。そのノートのはじめに書かれたヴェルレーヌの詩がこれです。
皆でまわして思い思いに書き綴ったノート。懐かしいし、甘酸っぱい感じの青春の日記です。
そのノートに綴ったメンバーと昨年 何十年ぶりかで会いました。それぞれが 楽しいことや辛いことを経て、今は親の介護に追われていたりする同級生達でした。また男の人はこのパソコンでお目にかかり「わあー年とらはった!」と驚いたり、その名前を見つけたりで、 ノートに参加してはいなかったけれど、しばしば話題に載ったMさんなどは写真入りで活躍の様子が伝えられ、やっぱりパソコンのお陰かな、などと思ったりしました。