年金者組合員の田中邦子さんにお会いして、伝承遊びの本と竹がえしの竹を購入しました。
小1時間いろいろお話しながら実際にその昔やっていた竹がえしをして難易度の高い技を教えてもらったりしました。
小学校の頃 雨降りの日は教室で休み時間になると皆で竹がえしや,おはじきをしてよく遊んだものです。手の甲に数本の竹をのせて同じ表面をあわせて落としていく遊びでしたが、不器用なわたしでも案外面白く遊べて楽しかったものです。
孫に買ってやろうと竹がえしを探しましたが、おはじきは売ってあるのに、なかなか見つかりませんでした。
昔の遊びといえば家の中では竹がえし、おはじき、おじゃみ、ままごと(キューピーの人形を使って箱で部屋を作り、はがきをはさみ、ふすまに見立てあそぶ)、靴下を使っての人形つくり、将棋の缶とり等など。
外ではゴムとび、石けり、縄跳び、ドッジボール、王さんボール、まりつき、あんたがたどこさ、かくれんぼなど。
まりつきはよくやった。一人でつくのは、イチニトランラン?ラキョクッテキュキュ、キャベツでホイホイ?スカートの後ろで、まりを受け止める技もちょっと難しかった。
カートーキヨマサ オウマニノッテホイ!後から家来が槍もってホイ。
・・・・橋の欄干、手を腰に・・・17・8の姉さんが片手に花もち、線香もち・・・西郷隆盛 娘です。明治10年3月に討ち死に、なされた父さんのお墓参りに・・・
歌は定かでないが、よくこんな歌をうたってまりつきをしていた。
この頃では、こんな遊びなどすっかり忘れられ、ゲームが主流。
ゲームが悪いとは思わないけれど、自分達で歌いながら頭、目、足、前身を使い、友達と遊んだ昔の遊びも本当にいいものだったと思う。最近、高齢者のリハビリに、こうした伝承あそびが見直されてきているらしい。
たのしい伝承あそびシリーズ「竹がえし・おはじき」
田中 邦子さん編著 077-545-1101です。