私が小学生だった頃の地蔵盆はとても賑やかで楽しい3日間でした。
10時と3時のおやつの時間、いろいろな遊び、何よりも面白かったのは福引で何が当たるか、皆でワイワイいいながらやりました。
今から思えば終戦後まだそんなに経っていなかったので、景品も豪華なものではなかったと思いますが、それでも楽しい行事でした。
子供達は仮装行列をして、各組ごとに競いあったり(私の組は大人の人が手伝って顔を化粧し、黒い紙の陣羽織をきて忠臣蔵の仮装)、紙芝居をみんなで作って披露したりしました。
又 盆踊りはとても賑やかでどの町内も狭い通りに櫓をたてて、沢山の人が集まって「つきがでたでたつきがでた・・・」などの曲にあわせて大人も子どもも踊りました。
現在のようにそんなに娯楽もなく、テレビもなく、食べ物も豊富でなかったからか、皆が心ひとつで夏の行事を盛り上げることができたのかもしれませんね。
福引の時間 何が当たるかワクワクしながらの行列