忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

単純人間

2010-12-01 | 生き方を学ぶ
スリランカ初期仏教長老のアルボムッツ・スマナサーラの「怒らないこと」という本に怒りの起源は「無常」だと書いてあった。
ものごとは瞬間、瞬間で変化し、生滅していき自分も世界も一瞬として同じではない。これがものごとの真理だと述べられていて、この変わり続けていることが怒りを生む原因なのだということです

そしてこのことは生命が基本的に怒りの衝動で生きていて良いとか悪いとか言うことの前に生命はそういう構成になっているのだとも書かれてあった。

この部分でなにかしら「うーんそうだったのか!」とすっかりわかったような気分になってしまった。

後の部分もなかなかわかりやすく、心の動きが解説してあって面白かったが、わかったと実践は別でこれからこれからという所か。

ところで 娘にこの本のことを取り上げて「すごくいいことが書いてあるから読んで見たら?!」と言ったら

「お母さんはいつでもそういう調子やね・・自分が良いと思ったら必ず人に勧めるし、押し付けになるのも考えずに・・・」と言われ、
続けて「そういうところが単純人間なんやね。よくいうたら、まあ素直というか」と評価されてしまった。
確かに言われるとおりで昔 知人に「あなたを騙すのは簡単やね」と言われた事をまた思い出してしまった。

ケアーハウス訪問

2010-12-01 | 日々の業

知人が1人暮らしになって今年の初めにケアーハウスに入所された。年金者組合員の皆と訪問し、久し振りに会うことが出来た。比良山の麓で琵琶湖もすぐ傍に建つマンションのようなステキな所でびっくりした。
6階に食堂や温泉風呂がありいずれも琵琶湖が臨めて素敵な処だった。知人も以前より若々しい感じで友人も沢山出来たようで元気にされていた。

隣の部屋にはキッチンやトイレもついて広々していた。


部屋から琵琶湖が見える。


事前に予約してもらって食堂で昼食を一緒に頂いた。525円のお昼は和食で私には丁度よい分量で美味しかった。