忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

お正月のこと

2011-01-01 | 昔語り

毎年の新年の朝は皆でお雑煮を祝うことになっているのですが、それもだんだん薄れていきそうな気配です。  

前夜 紅白歌合戦を見て床につくのが遅く、起きてくるのも遅いということで、揃って祝うというのも難しくなってきています。

「なんでこんなおせち料理食べんならんの?」(子供たちが好きなのは黒豆、栗の甘煮、ダシ巻き、たたきごぼうで、数の子も棒だらもサトイモ、人参などは不人気)

「昔は正月3ケ日はどこの店も閉まっていたから何も無いし、それに主婦はせめて3日間くらい家事から解放されることもあってと違うかしら」

  • 元旦の朝のお雑煮は家長が作る。「1年間 食べさせる意味もあるらしい。」ということもあってか私のところはいつも父がお雑煮をつくっていてくれた。(お雑煮は白味噌仕立てで亀甲に薄く切った雑煮用大根が入ったもの)
  • お雑煮の中のお餅も3ケ日は食べて、食べ下がりはあかんでと言われて1日ごとにお餅の数を増やしていったりしたが、最低3個も食べるのがしんどくなったりしたものだ。
  • お正月から箒をもったらあかん
  • 元旦に怒ったら1年中喧嘩してんならんから怒らんように。

     などなどもっとあったように思うが今の人が聞いたらどう思うでしょうか。  

  

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新春ごあいさつ

2011-01-01 | 写真

                       謹 賀 新 年

          今年もどうぞよろしくお願いいたします

  

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