忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

谷川俊太郎さんの詩

2011-01-10 | 生き方を学ぶ

今日の京都新聞の社説はよかった。谷川俊太郎さんの詩が載っていた。

「成人の日に」という詩の一節で

でき上がったどんな権威にもしばられず

流れ動く多数の意見にまどわされず

とらわれぬ子どもの魂で いまあるものを組み直しつくりかえる

それこそがおとなの始まり

永遠に終らないおとなへの出発点

新成人の90%が日本の将来について「不安」と回答したが、一方 自分達の世代で日本を変えてゆきたいと思う新成人が70%近くに上った。と書いてあり現状を打破しようとする意欲に将来の希望もみる。とあった。

谷川俊太郎さんの詩を知ったのは中野孝次さんの「西行の花」という本の中で紹介されていたのだがその時とても心に残った詩だった。

こんなに急いでいいのだろうか

田植えする人々の上を  時速200キロで通りすぎる

私には彼らの手が見えない 心を思いやる暇がない

この速度は早すぎて間がぬけている

苦しみも怒りも不公平も絶望も

すべて流れてゆく風景

 

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5紙「共同社説」!?

2011-01-10 | 世の中のこと

毎朝、家の用事が一段落するとパソコンに向かい何人かの知人のブログやHPを見る。その中でいろいろと情報が得られて勉強になることが多い。

9日のNさんのブログに載っていた赤旗新聞の記事を読んで本当にこのままマスコミが揃って消費税やTPPのことを政府の意向に添った方向でどんどん流すようになれば大変なことになると感じた。

安保条約改定の時も「7社共同宣言」を出して国民の抗議行動を暴力視して政府を助けたとか。

だいたい世論調査とかでデカデカと消費税に賛成の人が多いという割合を報道したり、選挙でこの党が伸びると予測報道したりするのは、いくら確率を考えて出された数字だとはいえ、その数字に動かされる人達がいることも考えねばならないのではないかと思うのだが。

 

TPP参加には農業団体以外にも消費者団体、日本医師会なども懸念を表明しているとか。

 http://blog.goo.ne.jp/uo4   知人のブログですが 一般新聞では知らされていないことが沢山載っていますので是非 

読んでみてください。

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