忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

大正時代の本から

2011-01-07 | 生き方を学ぶ

         知人が古本屋さんでこんな本を見つけたといって持ってきてくれた本はなんと大正9年のもの。

文字も「ひゃー昔風や」「しませふ」とか書いてあるし、昔の漢字だしこれは読めないわと思ってしばらく置いていた。年末には返さなくてはと思って何気なく目次をみたら面白そうな(興味アルこと)ことが書いてある。

「えっ!科学的社会主義云々・・・」著者は綿密に社会主義マルクスの理論を書いて実行不可能だといっている。

この当時でもすでに科学的社会主義という言葉が使われていたのですね。!

一方、戦争は興国の機運を盛んにする。平和は無論結構だが長く続くと人心が自然と緩んで元気、活発を失い国民的精神が萎縮すると述べてあり、一方、戦争の暗黒面から考えると平和主義も大事と書かれてある。戦争と国民道徳との関係などからの意見が述べられていたが、私には到底ついていけない考えでした。・・・・・。   

 でも、このように考える人達がおられたということを、知ることができたのはよかったのではと思います。


雪景色

2011-01-07 | 写真

そんなに積もっていませんが辺りは雪景色できれいです。ポストが凍てついてなかなか開きませんでした。

雪化粧した山は(南郷)とても近くに見える。