明日から彼岸の入り。家にもち米とあずきがあったので久し振りにおはぎを作った。
父はもち米とうるち米を4分6か3分7の割合で炊いて炊きあがったらすりこぎでこつこつとこずくと言っていたようだったが、本はもち米のみで前夜に水につけておくとあった。今年はもち米のみで作った。
あずきを炊くのにやはり時間がかかったが保温鍋を使用したので随分早くやわらかくなったようだ。それでも30分以上は砂糖や塩を入れてから混ぜていたら汗 汗・・・。
だいぶ煮詰まってきた。
仏様にお供えしてご近所にもおすそ分け。
「あまり甘くないなあ」と言われたけれどお砂糖一杯入れたつもりやったのだけど・・・・・
孫たちはきなこが好きなので中にあんを入れて、きな粉のおはぎを作った。
おはぎは萩の花が咲く頃のお彼岸にお供えして、食べるのでおはぎといい、春はボタンの花の咲く頃の彼岸に作るのでぼたもちというそうです。
「お彼岸ってなに?」
彼岸とはその名の通り「岸の向こう」。その向こう岸とは悟りの世界のことです。いろいろ悩んだり苦しんだりする現世のことを此岸(シガン)と呼ばれています。
日本の特に浄土系の信仰では一般に死後は阿弥陀如来の導きにより人は彼岸に渡ることができる、と考えられているため、既に彼岸の世界へ行った人たちを供養するとともに、まだ辿り着けずにいる人たちに早く向こうへ辿り着けるように祈る、というのがこの彼岸の仏事といわれています。