忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

「ザリガニとり」 まだ早かった・・・。

2013-05-24 | 日々の業

1週間ほど前に孫たちがザリガニをとりに行くと言うので久し振りについていった。

京都に住んでいた60年も前のことだが、確か広沢の池にザリガニを釣りに行ったことがあった。

スルメを糸の先につけて釣っていたと記憶している。西陣に住んでいたのだが、友達とどうしてあんな遠いところにいったのか覚えていない。誰か大人の人に連れて行ってもらったのだろう。

池の光景や道端の様子が目に浮かんでくる。

田植えも終わっている所もあり。これからの所もあった。

なかなか見つからない。「ちょっとまだ早いで!」と田植えに来ておられる方が言われた。

きれいな小川をずっと歩いて見て回ったけれど見つからなかった。

この川で義姉は10年ほど前 、タニシの煮汁が癌に良いと聞き、わざわざ京都から来て、癌になった友人の為に雨の中 裸足になりタニシを夢中で探しておられた。その姿が今また思い出された。