忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

ほおずきの思い出

2014-08-11 | 昔語り

旅先のホテルに活けてあったほおずきに目をうばわれた。

その姿とともに遠い昔 母がほおずきの中の種をだして上手に音を立てて吹いて見せてくれたことを思い出した。

私も自分でやってみようと中の種が柔らかくなるまでぐちゅぐちゅとやさしく表面の皮を揉むのだが、なかなか上手くいかず、途中で何回も破れてしまった。

なんとか中の種を引っ張り出すことが出来ても、ほおずきを膨らませ上唇と下唇の間に挟みピーピーと音を出すことが出来なくて、よく練習したものだ。

今の子どもたちはそんな遊び知っているかなぁ~。

 

コメント