土曜日 昼から地域の九条の会の集まりに行ってきた。
歩いて数分の距離にある会館まで行くのも汗が・・・。この暑さの中話を聞きに来る方が果たして何人おられるだろうかと心配だったが、思っていた以上に集まった。
会の代表者の「憲法九条は次世代に引き継ぐ相続財産」という話は分かりやすく勉強になった。
ポツダム宣言を読んでいないといった安倍総理。それまでの軍国主義を排除し基本的人権の確立を勧告してきた。これに応じない時は日本を徹底的に壊滅させると通告してきたにも関わらずそれを引き伸ばした為に広島、長崎に原爆が落とされた。
国連憲章第6章紛争の平和解決第33条に紛争の当事者はまず第一に交渉、審査、仲介、調停・・・・平和的手段による解決を求めなければならない。
安保理は必要と認めるときは前記の手段によって解決するよう要請する。(概略)
と書かれているそうだ。
わざと不安を煽って抑止力、抑止力と声高に言っている今の政府は根本的に何かが違うようだと話されていた。
会場からはポツダム宣言のことがよく分かった。アメリカの核の傘の元に守られていたといわれるが、アメリカの言いなりになってきたのではないか、もう、アメリカから自立する時期にきたような気がするなどという意見も出された。
又、参加者の中から母親が沖縄で先の戦争を体験された話や、母親が長崎で学徒動員中被爆された事を10年ほど前に初めて聞いた。、当時の悲惨な場面や臭いが忘れられないと話していたと言われた。
アメリカにも憲法九条を守ろうという方々がおられるという話を聞き九条は本当に世界の宝だとますます感じた。